アルプスのチーズ作り
手術後初めて長距離運転してお山地方の知人Sさんの農家に来ました。
農家の働くくるま達(フォード・レンジャー、ランドローバー、ジョン・ディア)にさりげなく混じったデミたん。
朝、ドアをノック…ではないけど「開けて」と体当たりしてくるオリちゃん。
懐いてくれていて嬉しいので、即開けてしまいます😍
さて、以前にも一度書いたことがありますが今日はチーズ作りについて書きます。
現在チーズ作りを担当しているのは友人Oさんと夏休み中の高校生の息子さんです。Oさんは別の職業がありますが、夏の3ヶ月間Sさんの農家を手伝いに来るのに無給休暇を取ったそうです。
牛舎の奥がチーズ作りのアトリエになっています。ちなみにわたし達が泊めてもらっているのも、Sさんが暮らしているのも牛舎の2階になります。
搾りたてミルクを銅鍋で温め中。300リットルほどあります。
朝の搾乳は放牧地にて6時台から行います。これを書いている今ではチーズ作りも放牧地で行っていますが、この時牛さん達がいた放牧地は農家から近かったので農家までミルクを運んでチーズを作っていました。
以下4枚は以前に撮ったものです。今回撮らなかったので(⌒-⌒; )
天然の凝固剤を入れ50℃ちょっとまで温めます。
モロモロの硬さを確かめます。指で摘んでみるばかりか、噛んでみて歯に擦れる感触でも確かめることが出来ます。
麻布に包んで引き上げます。
型に布ごと詰めます。
プレス機で水切りをします。
このプレス機はなんとOさんの手作りなんです。放牧地のチーズ作りの小屋に運ぶそうです。
しばらくした後、布を開きました。
ひっくり返します。
再び布で包み直します。この後再びプレスします。
熟成カーブに運ぶのは前日に作って、1日塩水に漬けておいたものです。
運ぶのは高校生の息子さんA君。
熟成カーブは農家から少しだけ離れた場所にあります。
ずらりと並ぶチーズたち。ひとつ30kgほどです。
この機械は円盤の部分がまわります。熟成期間中、塩水を含ませた布またはブラシでチーズの表面を拭いてやる必要がありますが大変な力仕事なので、この機械で効率的に作業が出来るそうです。
さて、この日の午後は搾乳前に放牧地で用事があるというのでついて行くことにしました。
農家のランドローバー、なんとダンプカーみたいに荷台が傾くんですね~カッコいい✨
中はメチャクチャです😱
車内にモリーユ(アミガサ茸)のカチコチに乾燥したものが💦
Oさんの飼い犬ラフィちゃんを荷台に。牧羊犬オリちゃんのように牛追いの仕事を練習中なんだとか☺️
お読みいただいてありがとうございました。