フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2泊でエクラン中南部、シャンプサー地方へ その1

今回わたしが行ったのはエクラン国立公園でもシャンプサー(Champsaur)と呼ばれる地方です。その地方の中心的な山、ル・ヴュー・シャイヨール(Le Vieux Chaillol, 3163m)に登るのが一応メインの目的でした。


初めのうち(1300mくらいのあたり)にはヘーゼルナッツがいっぱい落ちてました。もったいない…でもこんなものいっぱい拾って山をのぼりたくありません。


7、8月によく見かける蝶。昨夏ヴァノワーズでもよく見かけたなぁ…


森から出ると少しずつエキゾチックな光景になってきました。


もう一度軽く木の茂ったゾーンに入ります(珍しい)。


どんどん登ります。また不思議な岩がそびえたっています。


だいぶ上がってきました。


マーモット


コート・ロング峠(2690m)に到着。


そこから少し行くと今晩のお宿(無人山小屋)に到着。


100mほどのところには水が湧き出る岩が(緑色に苔が生えている部分)。水の調達はここで!


ズーム。


ヴュー・シャイヨールには明日登ることにして(でないと明日することがなくなるので…汗)、今日は荷物を小屋に置いてすぐ近くにあるマル・クロ湖(Lac Mal Cros)まで往復することに。片道30分ほどです。


マル・クロ湖は同名の氷河によって作られた湖ですが氷河自体は今日ではなくなってしまいました。しかしその地形はそこに氷河が存在したことをはっきりと表しています。


高いところに登ってみました。


すぐ隣にもうひとつ湖があり地図にも形は載ってますが特に名前はないようです。


この辺りには19世紀末にマル・クロ湖の水とヴュー・シャイヨールの雪解け水を山の麓の村に運ぶための運河が作られました。もう使われなくなって久しいですが、運河はまだ残っています。わたしが泊まった小屋も、元々は運河の管理をする人たちが寝泊まりするのに使われていた場所だったといいます。


長くなってきたので続きはまた後ほどまたは明日に書きます!

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