フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イヤイヤ期の牛ちゃん達をお迎えにいく

先月末に知人Sさんの酪農農家に滞在していた時のお話です。



Sさんの愛車、フォード・レンジャーとジョン・ディア(トラクター)。

同業者の若い牛さん数頭をしばらく預かるらしく、今日は牛さん達がいる場所まで迎えに行くそうです。一緒に連れて行ってもらうことになりました。



運転席にはSさん。夏の間、放牧の手伝いに来ているOさんと息子さんのA君も一緒です。



家畜ケージを牽引したフォード・レンジャー。カッコいい✨ここより先は四駆でも入りにくいので牛さん達がいる場所まで徒歩です。



わたしも車から降りました。リハビリがてら歩くつもりです。3人は歩くのが早いのでわたしは自分なりの速さでゆっくりと歩きます。

しばらくすると、彼らに促されて牛さん達がこちらに向かって歩いて来るカウベルの音がしてきました。



あ、来た来た。可愛い♩

牛さん達がわたしの姿を見てUターンしてしまうといけないので、出来る限り木と木の間に隠れたのですが、見つかってしまいました(・_・;



道でもない森の中にクルリと方向転換してしまいました💦💦



いやぁああぁ😱😱

SさんとOさんに怒られる〜💦

運良く、牛さん達の向かった方向からも車の方に向かうことが出来たので、OさんとA君がそのまま後ろから歩かせて事なきを得ましたε-(´∀`; )ホッ


しかし、それとは別に一頭だけ全く言うことを聞かない困った子がいてSさんが四苦八苦しています。



なんと、こんな急な斜面を駆け登って逃げまくるのです。前を歩く他の牛さん達も含め彼女達、若いということもあるのかも知れませんが、Sさんのところの牛さん達のように従順ではありません(ーー;)



斜面の狭い木の間を走り回る!牛というよりかは鹿のようです∑(゚Д゚)



ようやく斜面から降ろすことに成功して車まであと100mほどで安心しつつあったのですが…




なんと木の間の急斜面を転げるように逃走してしまいました。少し下で倒れて動かないので、死んでしまったのかと思いましたが、ふら〜っと立ち上がりました。3人がかりでも車の方向へと追うことが出来ないので、カウベルのベルトにくくり付けたロープを車で引っ張るという最終手段を試みている最中💦



農家に戻ってきました。

「牛を追うのにこんなに苦労したことは初めてだよ」とSさん。この子達の飼い主の同業者がちゃんと躾していないと愚痴っていました(⌒-⌒; )



一番手間がかかったタリーヌ種のマドモアゼル。

「ここはどこ…?」って言ってるように見えました。


夕方、Oさん、A君、Oさんの飼い犬ラフィちゃんと一緒にランドローバーでSさんの牛さん達がいる放牧地へと向かいました。



あれっ?先ほど放牧地に連れて行った預かったばかりの子達が林道に…

どこまで反抗期なんだ💦



OさんとA君が徒歩でこの子達を放牧地まで牛追いするので、わたしは四駆で放牧地へと向かいました。



無事、放牧地に到着しました。



ランドローバーはあまり運転することがないのでドキドキです。



搾乳の時間なので牛さん達を集めるOさんとラフィちゃん。A君は搾乳機の準備をしていました。



牛追い研修生⁉️のラフィちゃん。来月で1歳になるそうです。農家に来てから急に賢くなった気がします✨



生後2日目の仔牛ちゃんとお母さん牛。



ひゃあ〜、可愛い。仔牛ちゃんもお母さんも。


お読みいただいてありがとうございました。

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