花咲き乱れる放牧地へ
6月の終わりに知人Sさんの酪農農家に滞在していた時のお話です。
この時期はまだ牛さん達は標高の低い放牧地におり、搾乳したミルクを農家まで運んでチーズを作っていました。
ミルクを運ぶランドローバー。
7月初めからは牛さん達をもっと高い場所へと移動させ、放牧地にあるシャレーで直接チーズ作りを行います。
シャレー内の掃除や、周辺の電気柵の取り付けをしに、友人Oさんと息子さんと一緒に放牧地へと向かいました。
あまり交通量のない林道ですが、ドイツナンバーの四駆が何台か連なってやって来ました。たまにこの道をランドローバーで運転したことがありますが、道幅狭いのですれ違いが苦手です(ーー;)
ところでグループの最後を走っていたのはディフェンダー90でした。カッコいい♩
放牧地にやって来ました。
めっちゃお花だらけです。紫のはゼラニウム・デ・ボワ(=森のゼラニウム)と呼ばれる、とてもポピュラーなお花です。
チーズ作りの小屋、兼住居。
この夏は仕事を休んで農家の手伝いに来ているOさんとA君が滞在します。
小屋から。
中は良い状態で、特に散らかっていたりはしませんでしたが、食器など使いやすいように片付け直したり、ほうきで穿いたりしました。
Oさん達が電気柵の取り付けに行ってる間、わたしはシャレーの周辺を散策することにしました。
グロビュレールと呼ばれる夏の前半によく見られるお花。丸々していて可愛らしいです。
お花がすごくて、ついついシャッターを押しまくりで中々散策ができません(⌒-⌒; )
このちっこさ!
おおっ、ネギが生えてます。
少し頂いておこう…
コーンフラワー(ヤグルマギク)も満開。フランス語ではブルエ・デ・ザルプと呼ばれ初秋まで見ることが出来ます。
小屋前まで戻って来ました。
シャレーの前にあるテーブルでおやつタイムにしました。
この日の晩ご飯に作ったスープに放牧地で摘んだネギを入れました。
晩ご飯の後、車で10分ほどの視界が開けた場所まで行って日の入りを見てきました。南仏を代表する河川のひとつデュランス川を広げた人造湖、セール・ボンソン湖が眼下に。
お読みいただいてありがとうございました。