フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今シーズン初のテント泊へ(7月)

どんどん日が経ってしまいましたが、1か月ほど前のお話です。


前の週末に手術後初めてちょっと本格的なハイキングをして自信を付けた週末。
雪もだいぶ解けているようだし、そこそこ歩ける自信がついたので次男とテント泊ハイキングに行くことにしました。


勝手に膨らむエアーマットは畳んだまま保管していると、使うときに膨らみが悪くなるそうなのでベッドの下に広げた状態で置いています。テント泊の準備はこれを折り畳むことから始まります(^-^;
この冬から春にかけて山スキーでのハイキングで避難小屋に何度か泊まりましたが、マットレスがあるところばっかりでしたので、マットを畳むのは去年の晩夏以来ということになります。


土曜日の高速道路はそこそこ混んでいます。長男は何か忘れたけど用事があり、次男のアルバイトが終わるのを待ち、お昼を食べてからの出発になりました。7月前半はまだ日が暮れるのが遅いので午後に出発してもそこそこ時間があるのが助かります。


目的地は、行ったことがあり感覚が掴めている湖をチョイスしました。コースタイムは2時間ということです。
ここはロードバイクをする人の間では有名なグランドン峠道。高い標高から出発できるのが魅力なのです。


歩き始め。ここが目的地と言っても不思議ではない風光明媚な景色です( ̄▽ ̄;)
荷物は当然、次男のザックを重くしましたがそれでも前の週末にほぼ手ぶらでハイキングしたのに比べるとずいぶんと重たいので、足首が大丈夫なのかちょっぴり心配です・・・


30分近く歩いた地点から見たグランドン峠道。
出発した峠は写真には入っておらず、右奥の辺りになります。


緩やかな傾斜の細いハイキング道が続いていきます。以前はこういう簡単な道は走らないまでも早歩きしていたものですが、今はストックを使ってゆっくり歩きます。
前の週末に歩いた湖へのハイキングコースと同様に、山ツツジが旬でした。


ブルーベリーの若い実。今頃はきっと食べごろになってるのだろうな~


小さな百合、リス・デ・ザルプが時おり咲いていました。


峠道が通っている大きな谷から、小さな谷へと入りました。新たに表示看板があり、目的地の湖まで1時間20分と記されています。先週末のハイキングではコースタイムとほぼ同じ速さで歩けたのに、足首の問題に加え、荷物が重いこともあるのかもしれませんが、40分のところを55分もかかってしまいました。以前はコースタイムの7割くらいのスピードで歩けていたのに比べると倍近くかかってるけど、こういう場所を歩けるようになっただけでもありがたく思わないといけません。


小川に沿ってしばらく歩きます。


サイズはわたしのとほぼ同じだけど中身は倍くらい重たい次男のザック(^▽^;)


あれー、ネギ(チャイブ)が生えてる・・・


特に使う予定があるわけでもないのについつい摘んでしまいます。
「タダの食材が落ちてる」という感覚でしょうか😅晩ご飯に何とか使ってみよう・・・


大好きな岩ゴロゴロ地帯。


バランスよく積んであるケルン(道しるべ)。
わたし達が出発したのは午後4時過ぎ。湖から帰ってくるハイキング客何人かとすれ違いました。最後にすれ違った男性と少し話をしました。「えっ、テントで寝るの?めちゃくちゃ雪いっぱいあったよ。湖も半分凍ってた」Σ( ̄□ ̄|||)マジすか・・・
「でもまあテントの一張りくらいの雪の解けた場所はあったと思うけどね」
わたしがその前の週末に歩いた3つの場所のうち二つは今日の目的地よりも高い標高で、ほぼ全然雪がなかったのですが、雪の残り具合は標高だけではなく方角や地形にもよるものが多いのです。雪解け最中の湖はもうずっと見れてなかったのでがぜん楽しみになってきました。


ただ、少し心配なのは目的地方面に雲が集まってきていることです。予報では今日も明日も晴天、にわか雨などの予報は出ていなかったのだけど、山のお天気は分からないものです。


ここまで休憩なしで歩いてきたのでおやつタイムにしました。甘いものは持って来ていなかったので食事にいつも登場するのと同じ面々です(;^ω^)


とっても嬉しそうな人。


雪解けの湖編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する