フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

湖畔テント泊に憑りつかれてた時期

先日ブログに書いた雪どけの美しい湖のほとりでのテント泊の翌週末、またまた次男と別の湖に出かけました。


駐車場にあと1㎞くらいの地点にて。川なのか滝なのか分からない(道路の左右の斜面では滝みたいになってる)ものを通り抜けます。「だからぁ~…わたしはランドローバーじゃないって言ってるのにぃ」というデミたんの心の声が聞こえてくるようです(^-^;


この日の目的地はボーフォータン山塊。
ボーフォールチーズが有名で放牧の牛さんがいっぱいいるため、地図の表紙はタリーヌ種の牛さんなんですが・・・


ハイキング始まる前から早速あちこちに。
ほとんどがタリーヌでしたが、ほんの少しだけ知人Sさんの農家にいるのと同じ品種、アボンダンスもいました。どちらもボーフォールチーズを作るのに使われる品種です。


湖自体には2度行ったことがありますが、2回とも別の駐車場から歩いたのでここを歩くのは初めてです。
ハイキングコースは林道の続きをしばらく歩くように設定されていました。
土曜の午後に出発したため、歩き始めは夕方4時半を回っていました。7月はまだ日が長いので夕方の出発でもそこそこ時間があるのが助かります。


林道っぽい分かりやすい登山道は一軒の農家のあるところで終わっており、そこから先には道が見えません。あれ?どっかで分岐見落とした?とウロウロしてると、少し離れた斜面に案内看板が倒れていました(-_-;)
牛さんが体当たりしたのかな・・・


こっちみたいなんですけど、道ないです・・・うっすら見えるような気もしないでもないけど、地図に載っているくらいのちゃんとしたハイキングコースの場合、もっと分かり易い道のことがほどんどです。しかもボーフォータン山塊って、シャンベリーやアルベールビルといったそこそこ大きな町から近くてわたしの印象ではポピュラーな場所=ハイキング客がいっぱい来るはずなんだけどなー。
不安になりつつも、方角的にはこれしかないので進みます。


途中、農家(シャレ―)の廃墟がありました。
この辺りから道がもう少しはっきりして、駐車場に向かう若い男女のハイキング客にもすれ違いました。湖まで行って帰る途中だということでした。


もう少し登ったところでサプライズが。


13秒間の動画です👇

ボーフォータン 羊の放牧
ボーフォータンといえば牛の放牧、とばかり思っていましたが、まさかの羊さんたちでした。少しだけ山羊さんも混じっていました。


羊さん達ご一行がシャレ―の廃墟方面に下りて行ったあと、牧羊犬2匹と羊飼いさんが下りてきました。


ここまでまあまあの青空だったんですが、峠方面がものすごーくガスっています(*_*)


登るにつれてこんなことに・・・


えー(;´Д`)
マジすか・・・


ぽつーんと看板が見えてきました。


峠に到着です。
看板の隣にあるケルン。普通の石積みケルンではなく、記念碑的なものです。


この場所に次男は一度来ているんですよ~なんと6年近く前になります。
👇

2015年10月末です。正面はモン・ブラン。
6年前のこの日は写真の真ん中の谷から登ってきました。今日は写真の右手から登ってきたことになります。


湖到着~テントの夕暮れ編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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