フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2週末連続で一家でお泊りハイキング

21歳の長男が先月、珍しく2週末連続でフリーだったため、迷わず1泊で家族ハイキングに行くことに。行き先はどこかの湖畔を考えていたのですが、夏の初めにわたしが一人で登った場所の話をすると、息子たちはそこって泊まれないの?と興味津々だったので決定しました。


行き先は少し遠いので、朝早くに出発しました。
朝ご飯ピクニックに適当な場所を探しつつメイン道路を外れたあぜ道にて。
雲が低くダイナミックな朝でした。干し草ロールと長男。

わたし自身は朝ご飯を食べないと動けないタイプなのでうちで既に軽く食べていますが、子供たちは朝早過ぎると食べられないので、早くに出発するときはある程度進んだ先で朝食ピクニックをすることになります。


我が家のサラミのストックが危うくなりつつあったので、途中でお気に入りの肉屋さんに寄り道です😅
この近くに、まあまあ標高が高いのに一度も行ったことのない峠道があるので寄っていくことにしました。冬でも開通しているため、この地方に住むスペイン人の友人・Nさんは時々スノボ(スプリットボード)をしに行くと言っていました。


ラルシュ峠(1991m)。イタリアとの国境になっています。


周りの景色の写真をほとんど撮らなかったのですが、とてもきれいな景色でハイキングの出発地点にもなっているようで、峠周辺にはハイキング客のものと思われる車がたくさん停まっていました。


わたし達は別の行き先を予定しているので、ピクニックだけを楽しむことにします。


ワンパターンのサラミ、チーズ(ボーフォール)、ポテチの他にパテ(テリーヌ)、ピクルス。タブレ(ブルグルと細かく切った野菜、ミントのサラダ)も持ってきました。夏にはかなりのヘビロテでみよん家の食卓に登場する一品です。


正面の斜面に放牧の羊さんがびっしりと。


ラルシュ峠道からすぐのところにあるボネット峠道。峠を少し下りたところに車を停めます。


ハイキング道の始まる地点にある国立公園のルール。ここはメルカントゥール国立公園になります。


お揃いみたいな恰好をしている息子たち(^-^;


なでしこが。夏の後半によく見られます。


初夏に来たばかりだというのに初めの辺りで軽く道を間違ってしまいました(-_-;)
これは気を取り直して歩いているところです😅



この辺り、急でちょっと滑りやすいです。


振り返って。

なんか張り切ってどんどん進んじゃってる母😅


ちょっと急なところはこれでおしまいで道は左に逸れてなだらかになります。


時々止まって子供たちを待ちます。
本当は二人ともわたしよりも歩くのは早いのですが、二人揃うとおしゃべりしながら登ってスピードダウンしがちです(^_^;)


さらに少し登ったところで少し休憩しました。


なんとも異国間あふれる!?景色。
黄色い花の背の高い植物、ジョンシアン・ジョーヌといいます。
黄色いジョンシアン(ゲンジアナ)、という名前なのですが・・・
ジョンシアンってこれですよ👇

実際に同じ仲間に属するようなのですが、あまりに色も姿かたちも共通点がなさ過ぎて見るたびに疑いの目でついつい見てしまいます(;^ω^)


よく見ると葉っぱが穴だらけでした(;´Д`)虫が食ったんでしょうか、うう、気持ち悪い・・・厚くて硬そうな葉っぱですが、案外おいしいのかも!?しれません。


この黄色いお花は・・・


少しするとこうなります。
つい先日、「クルクルちゃん」として花が咲いた後、綿あめのようになるお花を紹介しましたが、それよりもだいぶ小さなお花です。ふわふわと可愛いことは共通点です。


山頂に到着&絶景な夕焼け編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する