久々に登場のあの人と避難小屋
あの人、で登場していたのは今まではスペイン人スノーボーダーの友人、Nさんでしたが今回は違います(^-^;
今回の「あの人」とは、夏の初めに知人Sさんの酪農の農家と放牧地で数日間ご一緒した友人Oさんです。
Oさんは仕事を夏の間休んで、酪農をしているSさんの農家の放牧とチーズ作りを手伝うために放牧地に滞在していたのでした。上の写真は放牧地で搾乳中のOさん。
チーズ熟成庫でのOさん。
先月末に「農家でのお手伝いを終えて両親のところに泊ってるから、近くの山に歩きに行こうや」と誘われました。
Oさんのご両親のおうち。わたしんちからだと、Oさんちに行くよりもだいぶ近い場所にあります。Oさんちと同様、周りを山に囲まれた地方です。
ご両親のおうちから約10分の駐車場、標高は1000mほどです。
ここから2時間ほど登ったところに状態のよい避難小屋があるそうなのでそこに泊まってゆっくりとハイキングをしようという計画です。
歩き始めたのは3時前でした。
最初の30分間ほどは林道です。徐々に急になっていきます。
出発地点が1000mしかないということで覚悟はしていましたが、森の中がほとんどでした。
森が長いコースはあまり好きではないけど、暑い日だったので日陰なのはありがたかったです。
林道と森の中の細い登山道を合計1時間半ちょっと登った辺り。
ようやく視界が広がってきました。
いい感じの景色になってきました。
ちょっとしか歩けなかったときは、森の中を登るのを端折って標高の高い峠道などから歩かないことには、こういう風景には出会えなかったわけです。
人並みに!?標高の低い駐車場から歩いて来られたことが嬉しいです。
Oさんに撮ってもらいました。
撮ってもらうのは久しぶりなので、直前に「地面はあまり入れない」「後ろの稜線はちゃんと入れる」と復習してもらいました(;^_^A
よく考えると、Oさんとは「山スキー」「放牧地(四駆で)」「ロードバイク(ヒルクライム)」の3択で、山歩きをするのは初めてのような気がします。というのも、Oさんと知り合ったのはわたしが大けがをしてからだったので、夏山を普通に歩ける状態のわたしをOさんは知らなかったわけです。
3軒の小屋が建っています。
何度か来たことがあるOさんいわく、手前がエコトイレ、真ん中が避難小屋で左のは羊飼い小屋なんだそうです。
わたし達が使えるのは真ん中の避難小屋です。2016年に改装されてとても快適なんだとか。以前からOさんにこの小屋のことを聞いていて、一度泊まりに行きたいなと思っていたのでした。
中に入ってみましょう。
屋根裏部分が寝室になっています。
マットレスもあります✨
何と毛布もありました。わたし達はシュラフを持って来ているので使わないだろうけど。
8人まで寝られるとありますが、ちょっと詰めたら12人くらいいけそうです。
上履きもありました。2組だけだけど、今のところわたし達だけなので使えそう。
避難小屋の屋根裏に登るには大抵は梯子なんですが、ここは木の幹を彫った階段になっています。
ちょっと怖い(^^;)
避難小屋前のベンチで寛ぐOさん。
ところで、週末だし駐車場からまあまあ近い、なにせとても状態の良い避難小屋なので、他にも泊り客がある可能性が高いと思って念のためテントも持って来ていました。しかし結局、他に来る人はありませんでした。
夕方~翌朝編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。