フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

林道こわい

ハイキングが好きで自家用車を使っている方なら大抵一度はぶち当たる問題があります。「登山口に辿り着くのがまず大変」!!



8月の終わりの週末にひとりで2泊ハイキングに出掛けたときのことです。3年前に一度来たことのある駐車場なのであんまり心配していませんでした。


ただし、グーグルマップなどに地名が出てこない場所です。方向音痴なのでどんな道だったかはあまり記憶にありません。ハイキング地図と照らし合わせて行き先に入力すると、四駆でも絶対進めない登山道みたいな林道?に連れて来られたので、ある程度引き返してハイキング地図を見ながら自力で(⌒-⌒; )正しい道に入りました。


途中に工事中の看板があり、なんか貼ってある💦

ドキドキ…

通行止めかと思ったら、幸いそうではありませんでした。なんか整備をやってるので通りにくくなっているようです。週末だからやってないだろう…と思いつつゆっくり進みます。未舗装路なので最徐行です。



ありました、工事の途中っぽいですが誰もいません。問題なく通れます♩

しばらく進むと…



ぬぬっ⁉️

草刈りの最中でした。わたしに気づいて、腕?の部分を高く上げてくれたので通れました。通り過ぎる時に運転手の方に聞きました。「山で2泊するつもりなんですけど、2日後も通行可能ですか?」今聞いとかないと、山にいる間ずっと「通行止めになってて帰れなかったらどうしよう」と不安になります😅「工事はまだやってるだろうけど、通れるよ」とのことでしたε-(´∀`; )ホッ



通行止めではないのは良かったけど、とんでもない道です。どう考えても普通乗用車が来るタイプの道ではない💦



ちょっとしたジャングルです。

あまりに酷くて、デミたんの記念写真を撮っておきました。



時速5キロで走ります。歩く方が速いかもしれません。…しかし、こんな道だっけ?記憶にない💦不安になってきました。

うちに帰ってから、前回一緒だった次男に言うと「ああ、あの酷い道ね」と言われました(^◇^;)



行き止まりが駐車場になっていました。

ここまで来るとさすがに思い出しました。でも写真に撮っていたりブログに書いてなかったら、記憶にほとんどない可能性もあります。



そうそう、ラ・モレッタ。フランス語っぽくない地名だなと思ったんでした。げげっ、1300m台か…1500mくらいあった気がしてたんだけど。なんか出発前、忙しくて細かい情報は確認してなかった😅



歩き始め。

今から向かう避難小屋は3回行ったことがありますが、最初の2回はそれぞれ別の地点に停めたため、ここから出発するのは2度目なのです。



木がワサワサ茂った道からまた林道に出ました。ここ、別の道からデミたんで来れてたんじゃ…と頭をよぎりますが、かなりの石ころだし、たまに大きな石が地面から飛び出ています。やはりあそこに停めるのが正解だったんだろう、と自分に言い聞かせて歩き続けます。



この林道はとても長くて嫌になるんですけど、素晴らしいことにラズベリーがあちこちになっていました。

前に来たのは7月初めに1度、5月に2度だったのでラズベリーがこんなに実るとは知りませんでした。でも7月に来たときは野苺(フレーズ・デ・ボワ)がありました。



収穫に必死過ぎてコースタイムの倍かかりつつあります💦



地元ナンバーな四駆のカングーが。

追い越される時に中を見ると放牧のお仕事っぽいものが色々積み込まれていました。ちなみに2日後に下りるときも、同じ車が上がってきました(⌒-⌒; )



毒キノコちゃんも元気に生えていました。



ラズベリーでかい💖売れそうな⁈大きさです。

野苺(上)も時々ありました。



おお、ランドローバーが停まっていました。



やっと1700m台まで来ました。

最大ここまで車で進むことが可能なようです。ちょっと悔しいけど、ラズベリー山のように食べられたからまあいいか。

この続きは放牧関係者など許可のある車以外は侵入禁止でした。



ずっと雲が低い位置まで下りていましたが、青空が覗いてきました。予報では2、3日天気は良さそうです。


避難小屋へ向かう編に続きます。

お読みいただいてありがとうございました。

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