フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

恋焦がれた避難小屋にカムバック

先月末、ひとりで避難小屋泊ハイキングに行ったときのお話です。駐車場から1000mほど登った峠でランチをしたところまで書きました。



峠から下りて行くときの左手の斜面。

ザレザルしていて稜線はとんがり気味で好きなタイプの景色です。



とても素敵なところなのに、あまりポピュラーではないようで道がはっきりとせず、すぐに見失なってしまいます。避難小屋の位置を常に確認しつつ(たまにデコボコ具合で見えなくなります)出来るだけ最短距離で無駄なアップダウンをしないように向かいます。



たまにケルンは見かけるんですが…道はよく見えない😂



下りて来た斜面を振り返って。ここを帰りに登らないといけないんだなぁ(⌒-⌒; )



急な部分はおしまいで、後は比較的なだらかです。

ぽつんと1箇所だけ雪渓が残っていました。この辺りは2100mあるかないかという高さです。8月の終わりにこの標高に残雪があるのは例外的だと思います。



8月末はお花はもうあまり咲いていませんが、薄い黄色の可愛らしいお花がいっぱい咲いている地点がありました。しかし、この前後には全く咲いていませんでした。



出来るだけ植物を踏みつけたくないんだけど…

あちこちにブルーベリーとジュニパーベリーが生えていて避けられないエリアが💦ごめんねー🙏



ブルーベリーはこういう品種が多いんですが…



たまにこういうタイプのもあります。

先に載せたやつの方が酸味もあるのでわたしは好みです。



避難小屋にだいぶ近づいた場所に岩なのか廃墟なのかよく分からないものがあります。

今向かっている避難小屋に初めて来たときは友達と一緒で、雪でハイキング道が見えずトレースもなく、ガスっていて視界もなく、日も暮れてきて小屋が中々見つからなかったんです。その時、「小屋あった!」とぬか喜びした岩があったんですが、位置関係からしておそらくこれかと思います(^_^;)



今日はまだお昼過ぎ。そんな怖い目に遭うことなしに到着しました。



着きました、好き過ぎる避難小屋✨

気に入って2度泊まった避難小屋はいくつかありますが、4回泊まったところはこことあと1軒しかありません。

足首の大怪我をしてから痛くてたくさんの距離を歩けず、この大好きな避難小屋は駐車場から距離も高低差もあるので「ああ、あそこにまた行きたい」と何度思ったか分かりません。正直、もう無理なのかと諦めていた時期もありました(T_T)


ちなみに第一回👇


2016年7月上旬。夕方の出発でした。

峠を下りつつ途方に暮れる友達。到着したのは21時43分でした(;´д`) 右下は翌朝の写真です。


2度目は2017年5月後半。1人で来ました

👇


仕事が終わってからの出発だったので、この日も20時49分の到着😅


で、最後に来たのは2018年の5月後半。

次男とでした👇


この日も夕方出発でした💧前年と同時期だったにも関わらず、雪の量が全然違います。避難小屋前の次男の写真!小屋周りが雪かきされていたのは助かったけど、真冬かというほどの残雪でした。


さて、2021年晩夏に戻ります。


避難小屋の入り口からの景色。



入り口近くにはイラクサが密生しているので、触らないように注意です。



小屋から20mくらい離れたところに水場があります。奥が先程越えてきた峠です。


避難小屋の紹介を次回は書きたいと思います。

お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する