フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

好き過ぎる避難小屋の中をご紹介

ちょうど1か月経ってしまいました。行きたくても、足が痛すぎてたくさん歩けずに行けなかった大好きな避難小屋に3年ぶりにカムバックしたときのお話です。


標高1900m台にあるメルレ避難小屋。
7月に1度、5月に2度来ており、いずれも残雪がそれなりにあるシーズンでした。雪が全くない時期に来るのは初めてです。


小屋と水場の間には石を組み立てた焚火台とベンチが。
以前来たときはそんなものはなかったと思います。


入り口から覗いた小屋内。屋根裏はなく、一部屋だけの造りです。
大きなテーブルがあります。


薪ストーブと薪。こんなに森から遠い場所なのに薪がいっぱい✨


雪深いエリアの小屋はどこも、このように上下別々に開くような扉になっています。


2段ベッドには、詰めれば12人くらいか、もっと寝られる広いスペースがあります。
状態が良いとは言えないものの、マットレスもあるし布団類もいくらかはあります。微妙に人数分には足りない感じだし、おそらく相当長い期間、洗濯されていないに違いないので怖くてあまり使いたくありません(^-^; シュラフを持参しています。


棚にはいくらか食器が。こなんだブログに書いた、友人Oさんと泊まった避難小屋に比べると、置いてあるものがボロっちいですね(^^;)


箒、のこぎり、斧がありました。
上の白い扉。これは戸棚になっています。


食料がほんの少しだけ。そしてノートや本などが入っていました。きちんと扉が閉まるので、ネズミ対策に食料を隠しておくのに使えるでしょう。


写真では暗くてよく見えませんが、物置きスペースにも薪があります。
誰が持って上がってくれているのか分かりませんが、ありがたいことですね。わたしが泊まった時は寒くなくて、薪ストーブを点ける必要はありませんでした。


小屋前には岩と木の板を組み合わせただけのシンプルなベンチが。
今ちょっとガスっていますが、小屋前の景色は抜群の美しさなので、このベンチに座ってコーヒーを飲んだりご飯を食べたりするのはとても幸せな時間なのです。これこそ、まさに2年以上の間夢見ていたことでした。


そのベンチに座って、お茶タイムにすることにしました。
先ほど歩きながら収穫したブルーベリーと・・・


偶然にもブルーベリー味のお菓子。チアシードも入っています。


飲み物はこれ。こないだ、アイベックスが近くをウロウロしている穴倉のような避難小屋に泊まった時も飲んだウーロン茶です。長男の知り合いの台湾人の方からいただきました。


手書きの説明書き。
レッドハニー・ウーロン。。
ハチミツの風味、甘い感じのするお茶みたいです。


くるくると丸まった葉っぱが入っています。
ウーロン茶ってほんとにこんなものなのか、謎はいまだ解けていません。


一応蒸らしとく。


今日もよく分からない薄ーい葉っぱ汁のようなものが出来上がりました( ̄▽ ̄;)
ハチミツの味もしなければ、甘い味も特にしなかったように思います。


ジェットボイルのカバーのプラスチックケースをボウル代わりに使うというノーマルな技。


午後の散策&夕ご飯編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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