フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

町中でヒルクライムしてみた

まだまだ9月中のハイキング記が溜まってるんですが、山の景色ばっかりで読んでくださる方も書く方も飽きてくるかと思うので(^-^; ちょっとリヨンの街並みを挟みたいと思います。


夏の間はほぼ毎週末ハイキングに出かけていましたが、ここ半月ほどではなんと一度だけ半日ハイキングに行ったのみで、あとは自転車ばかり乗っています。ただ、毎回遠くまで行く時間があるわけではないので、近場で登れる道路がないか考えてみると、市内には2か所、高台になっている場所があることを思い出しました。一つは旧市街地の真上にあるフルヴィエールの丘です。写真は旧市街地にて。


旧市街地の中心地、サン・ジャン(聖ヨハネ)地区。12世紀の建築(完成はもっとあと)サン・ジャン大聖堂の前で。ブログ記事にしようと思って撮ったわけではないので全体像がなくてすみません💦


人んちの前で😅
ブログ記事にする気がない割にはそれなりに写真がありますね(;^_^A
インスタしてるもので・・・



(登りでは写真を撮るために自転車を降りたくないので下りで撮りました)
サン・ジャン大聖堂の裏から、高台まで続く道路は、アルプスの峠道に勝るとも劣らない激坂、傾斜は平均11,50パーセントだそうです。
町中で十分にヒルクライム!?できるわけです(*^^*)


(これも下りで撮った1枚)
最近好んで登っている近郊の山道はどこも平均6~7パーセントくらいまで、最高でも10パーセントほどのところばかりです。しんどくなったら降りたらいいか~、と気軽な気分で登り始めたら・・・
こんな坂、電動自転車以外で登る人は少なくて(もちろんたまに本気の人はいます)、一応ロードバイクに乗っているとはいえ、ジーンズにタートルネックのおばちゃんがゼーゼー言って登ってると人目を引き、ツーリストや工事現場のおっちゃん達から声援が飛んできましたΣ( ̄□ ̄|||)
わたしは全然詳しくなくて、まるで分からないんですが、どうやらツール・ド・フランスの選手の名前らしいものをふざけて次々に叫んでくる人もあります。どどど、どうしよう、降りるに降りられなくなり、最後まで根性で登り切りました(;´Д`)


今まで何度もメトロ(というかこのラインはケーブルカーになってる)、や車、徒歩でも来たことがありますが、自転車で登る日が来るとはおもってもいませんでした(;^ω^)


高台にあるノートルダム・ド・フルヴィエール寺院。パリのサクレ・クール寺院と同じく19世紀後半に建てられた、ネオ・ビザンチン様式の教会です。


あっという間に旧市街地に下りてきました。
峠道と同様に楽しくダウンヒルできるかというと、通行車両もそこそこあるし、カーブも多く、そんなにスピードは出せませんでした。しかも最後らへんは制限時速30㎞(;^_^A


旧市街地にはルネサンス期の建築がたくさん見られます。パリなど、他の町よりも、圧倒的に多いそうです。リヨンはその当時、文化の最先端をいっていたイタリアと距離的に近いため交流が深く、裕福なイタリアの商人や銀行家たちがビジネスの拠点のひとつとして定期的に滞在するために建てた美しい個人邸宅がいくつも残っているのです。


おうちに帰って、こないだ郊外のアジア食材スーパーで初購入した日本のポテチを開けてみることに。湖池屋ですよ~!一流商品です(ただしベルギーが本拠地のコイケヤ・ヨーロッパのものでベトナム製)✨ 
ポテチは普段はお客さんが来たときか、山でしか食べないんですが(太りやすいお年頃なので)、自転車乗るとお腹空くし、まあいいだろう・・・


100gって少なっっ!
酸っぱいもの好きなのであっという間に食べちゃいました。ちょっとがっかりだったのは、確かに酸っぱかったけど、梅干を思わせる酸っぱさではなかったこと(^_^;)


同じ時にアジア食材スーパーで買った日本的なかぼちゃとサツマイモでケーキを作りました。粉少な目でしっとりしたタイプのものです。レシピには書いてなかったシナモンを入れてみたらドンピシャでした(≧∇≦) ナツメグでもよかったかも・・・
アジア食材店に行かなくてもカボチャやサツマイモ(の一種)は買えるのですが、なんか水っぽくてだいぶ違うんですよね。


平凡な日常の一コマでした。
お読みいただいてありがとうございました。
次回からハイキング記に戻ります。

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