フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

新しい山友・Bさんと頂上へ

9月に次男と、その1週間前にハイキング中に知り合ったBさんという方と3人で1泊ハイキングをした時のお話です。


まずは、峠っぽくなっているところを目指します。常に急な斜面ばかりです。
Bさんはすぐ麓の町にお住まいなので、このロニエという山にも何度も登ったことがあるそうです。


最後の稜線にアタックする直前にBさんが言いました。「僕は狭い稜線が苦手なんだよ、少し遠回りになるけど左側をぐるっと回って登るから、君らは怖くないんだったら稜線から登ればいい」
この山には4年前に1度登ったことがあり、裏側から登ってこの稜線から下りてきました。確かに、下りるにはちょっと怖い稜線でしたが、登る分には問題ない程度だったと思います。わたしと次男はこちらから登ってBさんとは頂上で待ち合わせをすることにしました。


見上げると気が遠くなるような急な斜面ですが、実際にはちゃんと足を置ける岩や、いい感じに掴める岩があってそこまで大変ではありません。


でも確かにすぐ横が絶壁なので、高所恐怖症の人は気分が悪くなるタイプのコースかもしれません。わたしも登るのに集中していたので、一番怖いところの写真は撮っていません(^-^;


幅の狭い稜線を登り終えると、しばらく普通の上りになります。
振り返って。


頂上は秒読みです。


着きました、ロニエ(Pointe de Rognier,2341m)頂上です。
地味な(メジャーでない)頂上に立派な十字架・・・というのが4年前の記憶でした(;^_^A


立派な十字架だけでなく、周囲の山の説明やここベルドンヌ山塊に見られる野生動物の説明まであります。こんなものはフランスの山の頂上ではめったに見ることがありません。


ほぼ同じアングルで4年前に撮った写真を・・・
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5月だったので、残雪のある山々が美しかったです。
美しいのはいいけど、苦労させられたのも事実です(^-^;
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裏側から登ってきた、と書きましたが、頂上周辺は雪が多くて時間がかかりました。


さて、先月の話に戻ります。

カッコいいお姉さんふたりとボーダーコリーちゃんが登ってきました。可愛い😻
Bさんがまだ到着しないので次男とおやつを食べて待っておくことにしました。


アジア食品店で購入のカラムーチョです。
コイケヤ・ヨーロッパ(本社はベルギー)の商品です。先日、コイケヤの商品がベルギー製だったと書きましたが会社の住所はベルギーですが、ベトナム製でした。


65g入りと少ないです💦
二人で食べるとあっという間になくなってしまいました。


カラムーチョがなくなると同時にBさんが到着しました。
お姉さん方も交えてしばらくこの近くの山の話などをしていると、別のハイキング客がやって来ました。そんなに広い頂上ではないのでわたし達はそろそろ下りるとしよう・・・


わたしと次男は登ってきたのと同じ稜線から下りることにしました。Bさんはやはり遠回りのコースで下りるそうです。


下り始め。
登るのより下りるほうが怖い急斜面なので慎重にいこう・・・


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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