フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

満員御礼だった避難小屋での朝

マットレスの数だけ泊り客があったという意味ですが、実際には詰めたらその倍くらいは泊まれる避難小屋です。3人組の男の子と、4人組の男女プラスわたしで8人でした。


若者たちは熟睡中です。そっと寝床を抜け出して外に出ます。
入り口からの景色。


椅子を小屋から持って出ました。
9月の前半のことでしたので、あまり寒くなくてゆっくり小屋前で朝の空を楽しむことができます。


ちょっと久しぶりに動画です。
小屋前での日の出👇

Lever du jour à la Cabane de la Jasse(Taillefer)
ゆっくり目に携帯を回したので、ちょっと長めで19秒です。


前日に袋にまとめておいた朝ご飯セットを運び出しました。
一人で泊まってる時なら自由だけど、他に寝ている人がいる時にゴソゴソするのは気が引けるので、晩のうちに必要なものだけひとまとめにしておきました。


インスタントコーヒーとパン、板チョコ、山羊チーズというちょっとわけの分からないメニューです(;^_^A


飛行機雲もピンクに染まり始めました。


ついに日の出です。
あ、そういえば昨日3人組の男の子たちが「明日の朝、朝日を見るのが楽しみ」って言ってたのに、起きてこないじゃないか~
どうしよ…起こしてあげるべきか、寝させておいてあげるべきか…
ちょっと迷ったけど、思い切って起こしに行きました。


「目覚ましかけるのすっかり忘れてた。ありがとう!」とすごいスピードで起きてきましたε-(´∀`*)ホッ よかった、起こしてあげて。
ちなみにこの写真、あとから送ってあげて喜ばれました。というのも、3人中ふたりは映像関係のお仕事に付いていて写真とか大好きなんだそうです。


朝日に照らされる避難小屋とお山。
山の中に泊まって幸せを感じる瞬間です。


ハイキングに出発です。あと1日泊まる予定なのでシュラフなどの荷物は小屋に残していきます。昨晩あとから来た4人組は女の子ひとりを除いてまだ寝ています。3人組とはインスタのアカウントを交換して別れました。


テント泊をしている人たちがいました。いいな~✨


なんとパラグライダーをしている人も。ちょうど着陸するところでした。早起きだな~(;^_^A


湖と駐車場を結ぶハイキング道から、今から目指す山頂へのハイキング道が分岐している地点に看板があるものばかりと思っていたら、何もなくて見過ごしてしまい、また戻ってきて見つかったのがここでした。左に上がっていく道がそうみたいです。


山塊最高峰の山なのに、ハイキングコースは看板もないし、こんなに細くて頼りない道です(-_-;) この山には2度登ったことがあるのですが、いずれも別の斜面から登ったのでここは初めてなのです。


振り返ると、眼下に昨日の朝におやつ休憩した湖が。ちなみに出発した駐車場はこの左側の谷底になります。


えらい急になってきました。
地図を見てて大体分かっていたのですが、全体的に急な斜面ばかりのハイキングコースのようです。


登頂編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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