フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

避難小屋2泊目・お客さん達と過ごす夕べ

2泊もすると避難小屋も自宅感覚で、自分よりも後にやって来るハイキング客はお客さんのような気がしてしまいます。そして不思議なもので、後からくる側は「あ、お邪魔します…すんませんね💦」って気になるんですよね、避難小屋はみんなのものなのに(;^_^A


1泊目の夜は若者グループふたつと一緒になりましたが、2泊目の夕方遅くに5人組のハイキング客が到着しました。今度は50代くらいの男女で、女性3人は姉妹で、男性ふたりはそのうちお二人の旦那様なんだそうです。


薪ストーブに入れるための木をのこぎりで切って下さっています。助かる(≧∇≦)


火起こしがやたらと上手なNさん。チャーミングで楽しい方でした。


松ぼっくりを乾かし中。
火が安定してきました。小屋が暖まるまで夕暮れの景色を見に外に行くことにしました。


昼間に奥の山頂に登った時にも雲が出始めていましたが、かなりモクモクとなっています。昨日の夕方も同じような雲でした。湖がたくさんある盆地なので、暑い季節は水蒸気で雲になりやすいんだと思います。


皆さんと一緒に黄昏てみました。
前の日は自分の息子たちと変わらないような若い子たちと一緒でしたが、今晩は一回りくらい年上の方たちと時間を共有します。避難小屋の面白いところです。


ワインを分けてくださいました(^^♪


外でみんなで飲みながら暗くなるまでおしゃべりを楽しみました。


ろうそくの火で晩ご飯タイムです。


食後にはハーブティーを作ってくださいました。大きめのジェットボイルを持っておられました。お子さんに借りたんだそうです(*^^*)


5人中3人はなんと、マットレスを外に出して小屋の前で野宿!?されました(・_・;)
お星さまを眺めながら寝たいんだそうです。いいな~✨でもわたしは夏用シュラフだし、寒がりなので諦めました。


翌朝。前日と同じように日の出を見るために小屋から出てきました。


野宿組。すやすやとお休み中です。これは9月半ばのお話なんですが、案外寒くなくて、夏用シュラフでも小屋に何枚かある毛布を上に被ったら大丈夫だったかも、といまさらながら思いました。


お星さまを見ながらは寝られなかったけれど、日の出を見ながら朝ご飯は食べますよ~💖
小屋内の椅子をふたつ出してきて、ひとつはテーブルにします。


今朝はシリアルです。スキムミルク+水で牛乳代わりになります。
それに昨日採集したブルーベリー。


ブルーベリーを入れただけで、シリアルの広告のようなきれいな一品になりました♪


日の出コーヒーの幸せ✨


完全に明るくなってから、皆さんが朝ご飯を食べるのに誘っていただきました。


コーヒーやドライフルーツをご馳走してくださいました。


皆さんは今日、わたしが前日に登った山頂を目指されるそうです。
わたしは今から駐車場へ下りるので、皆さんが出発準備をしているときにお別れをして歩き始めました。5人中ふたりは山スキーが大好きらしいので(他の人もするにはするらしい)、冬になったら地元の山で一緒にスキーしましょう、と連絡先を交換しました。


駐車場に向かって盆地を完全に横切ります。


湖が多く、湿地になっているためワタスゲの生えている場所がいくらかありました。9月なので、もう枯れていましたが、満開の時に来たら、さぞかし美しいことかと思います。


盆地を渡り終えたら、森の中を延々と下りてきます。
ちょっと退屈な道なので、ラズベリーだけが楽しみです。


出発地点の駐車場と若干違う場所に着いて焦りました💦周辺の住民のおじさまに教えていただいて正しい駐車場へと向かう最中の一枚です。


駐車場に無事帰ってきましたε-(´∀`*)ホッ
2泊3日ソロ避難小屋泊ハイキング記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。

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