大学生の息子ふたりと湖畔ハイキング
先月に18歳と21歳の息子たちと近場のお山にハイキングしに行った時のお話です。
行き先はベルドンヌ山塊の南部。グルノーブルからすぐのエリアです。
この日は土曜日。みんな午後から予定があるので、半日だけのお手軽ハイキングです。
荷物もピクニックの準備だけで軽やかに標高1300m台の駐車場を出発しました。
このハイキングコース上には営業山小屋があります。これは先月のことなので、まだ管理人さんがいて開いていました。10月末の今ではもう閉まっているはずです。
20分ほど登った地点から。
真向いにはこの日、ぎりぎりまで行き先を迷ったシャルトル―ズ山塊がどっしりと構えています。どちらも町からのアクセスが良いので、週末にはハイキング客で賑わいます。
1400m台くらいだというのに、平地の植物というイメージのあるブラックベリーがありました。
1時間くらい登った辺りだったと思います。おしゃべりしながらのんびりと登ってくる息子たち。うちの中でも仲が良いけど、お山でもふたりとても楽しそうにしているのを見るのは嬉しいです。
途中から猛烈にモヤってきました。
むむむ、良い予感しかしません。
さらに少しだけ登ると・・・
うわーい、やった♪
雲海です\(^_^)/
子供たちも大喜びです。
携帯でビデオを撮る長男。
雲の位置は時々少し上がってくるため、再びもやに包まれることも。
1800mほどの地点。森をほぼ抜け、低木ばかりになってきました。
ちょっと急になったところをしばらく登ると・・・
目的地の湖に到着です。
2000m弱の地点にあるクロゼ湖。今まで、もっと奥の山に行くときに通ったことはあるものの、ここだけに来るのは初めてです。無理をせずにゆっくりと歩いたけれど、2時間のコースタイムを1時間40分で来られました(^^♪
続いて子供たちも下りてきました。
湖が近くなって、ハイになってひとり飛ばしてたのでした(^▽^;)
ちなみに、ハイキングコースは湖の少し高い位置を通っており、谷のずっと奥へと続いています。ここをあと30分ほども歩けば、駐車場に看板があった山小屋に着きます。
男性ハイキング客二人のうちひとりがいきなり水に入っていきました( ゚Д゚)
お天気の良い日だったけれど、標高2000m近くの山の中の湖は冷たいです。30秒くらいで速攻上がっていきました。なんかの罰ゲームだったのかな(;^ω^)
まだ11時だけど、早い目のお昼ご飯にすることにしました。
リンゴは3つ持って来ていたのに転がってしまい、ひとつ湖に落としました(T_T)
ポテチは山羊チーズ&エスペレット唐辛子風味というのをチョイスしました。
ブルターニュ地方の名産物の豚の舌のスモークソーセージ。長男の彼女のお父さんがブルターニュ土産に下さったもので、初めて食べたのですが、とっても美味しくて気に入ってしまいました。
こちらはよくブログにも出てくるサヴォワ地方のボーフォール(チーズ)入りのサラミです。ボーフォールの農協で買うもので、何度リピートしたか分からないくらい買っています。
今日はピクニックがメインなので、茹でジャガイモと仔羊肉を持って来ています。
まずはポテトをダイズ状に切ってオリーブオイルでソテーしてから取り出し、ラムチョップを焼きます。
大体火が通ったらポテトをまた足して温めました。
近くにサンドイッチを食べているワンちゃん連れのご夫婦があり、お肉の匂いにワンちゃんが猛烈に惹かれてこっちに来ようとするのをお二人が必至で止めてました。すんませんね(;^_^A
到着したときには青空だった谷の奥はガスが溜まり始めています。
お山でのガス(雲)の動きは本当に早いですね。上の写真からほんの数分でこんなことに。
わたし達が来た方角も、先ほど眼下にあった雲海の境目があやふやになってきて全体的に曇ってきつつある感じです。時間が早いからランチのあと、峠や山小屋まで歩いてもいいかなと思っていましたが、もう下りることにしました。
帰り道は同じ森の中、しかも曇りつつあり面白くないので写真はゼロです(^-^;
1時間10分ほどで駐車場に到着しました。
オマケの一枚。
帰りに見かけた可愛い車。
お読みいただいてありがとうございました。