フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

新雪のアルプスを歩く(10月)

先月の半ばに大学生の息子二人と一緒にテント泊でハイキングをした時のお話です。


冬季閉鎖する前のガリビエ峠道の峠近くで早い目のランチピクニックをしました。
フランスでは高級輸入スナック菓子のカラムーチョ✨


峠道を一度下りてから、別の山道に入りました。もう少し自家用車で進むことは可能なんですけど、ガタガタで石ゴロゴロの道なので適当な駐車スペースに車を停めます。


さっきピクニックをしたときに道路を多少外れてデミたんにランドローバーの真似をしたもらった時に泥が跳ねました。可哀そうに(>_<)


なんか言ってる兄弟。昔過ぎて何を話してたのかは忘れてしまいました(^▽^;)


ハイキング客用の黄色い看板。左手の細い道を登っていきます。


しばらく登ると正面にカッコいい山が表れてテンション上がります😊


振り返って。この辺りちょっと急な山道でした。


大好物の岩々なところがありました。
でも全体的にはとても簡単なハイキングコースです。


川が流れているところがあったので、少し水を汲んでおきました。
今日は湖方面に向かうのに、谷のようになったところを歩きます。あちこちに水を汲めるところはあるはずなので最小限だけの水を持ち歩くので大丈夫です。


岩々&ザレ場の美しいお山が正面に。あ、これは登りませんから(;^_^A


唐突に建物が表れました。


ここは以前にもブログに登場している軍隊の施設です。
実際に今も使われており、外国人部隊やアルペン猟兵が駐屯しているのに遭遇したこともあります。
冬に来た時👇

中央の斜面にスキーのシュプールが見えます。


外国人部隊の兵士たちがスキーの訓練をしていました。


手前の方はフィンランド人の兵士で、新入りの兵士たちのコーチをしていました。
さて、先月のお話に戻ります。


軍隊の建物が集まったところからほんの少しだけ離れてぽつんと一軒建っている小屋。
これ、毎回気になっていたんですけど今まで遠慮して素通りしていました。今日は軍の施設は使われていなようで誰もいないので、思い切って様子を伺ってみたいと思います。


お、鍵がかかっていません。
中には2段ベッドが3つと小さなテーブルがひとつ、椅子が2脚あります。


なんでも第二部隊が一般人(ハイキング客)に開放してくれている小屋なんだそうです✨
これは・・・別荘が一軒増えた(違)(≧∇≦)


きちんと扉を閉めましょう。
子供たちに「ねえねえ、この冬にでも泊りに来ようよ」と言うと「えっ、あぁ・・💦」と煮え切らない返事が返ってきました。


さらに進むと、新雪が増えてきました。
この数日前に天気の悪い日があったので、この辺りからは雪だったのでしょう。


間もなく峠に到着しました。
眼下には湖があります。


この辺りは複数の湖があるエリアで、どこの湖畔でテント泊するかは明確には決めていませんが、ふたつの細長い大きい湖の上にぽつんとある小さな湖がわたしが狙っているスポットです。手前のふたつの湖や、離れて右にある湖もテント泊に適したスポットであることは以前に歩いて把握しています。
ただ、小さな湖が好みなんですよね・・・この湖は1度夏に通りががったことがあるのみで、テントを張るのに適した場所があるかどうか確認しませんでした。ハイキングがてらそちらまで見に行くつもりをしています。


湖巡り&テント設営編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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