フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

帰りまで満喫、親子3人でのテント泊ハイキング

先月、大学生の息子たちと行ったテント泊ハイキング記、最終回です。


2日目のハイキングでは峠を経由し、湖に向かって下りていきます。
昨日は3つの湖を訪れ、そのうちのひとつの畔でテント泊をしました。


時間は11時。
この後、車に戻ってから帰り道に休憩して遅い目の昼ご飯にしようと思っています。それまで少し歩かないといけないので、軽くピクニックしていくことにしました。


湖畔まで下りてしまうより、湖全体が見渡せるここら辺からの景色の方が好みです(#^^#)


腹ごしらえをした後は、湖まで下りました。
日曜日のお昼前ということもあり、何人かのハイキング客に出会いました。前日は雲が多く肌寒いお天気でしたが、今朝は快晴で無風。絶好のハイキング日和です。


お約束の水切りをして遊ぶ男子たち。


正面の右の二つの頂上が見えるのが、ここセルス山塊の最高峰であるグラン・ガリビエ。2度登ったことがありますが、3200m台のパノラマが素晴らしいお山です。この山の峠が、ツールドフランスなどで有名なガリビエ峠(2642m)になります。


もうお花もほとんど見られない10月でしたが、華やかな青色が印象的なジョンシアン(ゲンジアナ)の一種が健気に咲いていました。


あとは谷をどんどん下りていきます。


気持ちの良い景色の中、ご機嫌な息子たち。
昔は仕方なしにわたしに付いてきていた感じでしたが、最近は行くのを楽しみにしてくれているのが分かって、嬉しいです。まあ、毎週末は勘弁、みたいですけど(^▽^;)



振り返って。
谷なので、小川が流れています。


そういえば、車の中に水のストックないんだった。
ここでお昼ご飯の分を汲んでいくか・・・


おお、なんか洞穴みたいなのが(≧∇≦)
中は2,3人が寝られる広さです。
快適とは言えないものの、雨風を凌ぐには十分でしょう。


道路の最終駐車場が見えてきました。
わたしたちは100mほど(高低差で)手前の道路に駐車したので、もう少し歩く必要があります。


あっ、可愛い子が見えてきた😊


さんざんオフロードに連れていかれて、泥だらけなデミたん・・・


未舗装なばかりか、凸凹がひどい道路なので、一部は長男が先導します。
ちなみに運転は次男に任せました。


帰り道に寄ったパン屋さん。パンもお菓子もとてもおいしいので、いつも寄り道します。今回はお昼過ぎだったので、商品が品薄になっている可能性が高かったため、前日に電話で色々予約しておきました。
この真ん中の十字のドーナッツみたいなお菓子は3つ予約していたのですが、まだ残っていたのでさらにふたつ追加( ̄▽ ̄;) ブリオッシュ生地にカスタードクリームが入った、いわゆるクリームパンです。サヴォワ地方の国旗(昔は独立国家でした)の十字をかたどっています。


あまりにもたくさん買い過ぎて、レストランにパンを配達する用の袋に入れられました(≧∇≦)


パンやお菓子をいっぱい買い込んだので、高速代をケチって地道で帰ります。
県道沿いのいい感じの駐車場で遅い目のお昼ご飯にしました。


穀物・シード入りのバゲット、ボーフォール(この辺りも産地です)入りのパン、そして前述のクロワ・ド・サヴォワ(クリームパン)。
瓶詰のパテ(テリーヌ)とピクルスは車に積んでありました。パテは常温保存できるのでピクニックにとても重宝します。こってりしているので、ピクルスがよく合います。


長いテント泊ハイキング記はこれでおしまいです。
お付き合いくださった方、どうもありがとうございました。

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