フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

Bさんと懐かしい避難小屋へ

夏の終わりにお山で知り合ったBさんと、先月Bさんちに近いお山に1泊で出かけました。
Bさんと出会ったのと同じく、サヴォワ県のベルドンヌ山塊になります。


その日の午前中はBさんち近くの山道を2時間半くらいサイクリングしたので既に適度に疲れていました(;^_^A 


しかしスポーツ合宿ですから⁉そんなことは言っていられません。遅い目のお昼ご飯をBさんちで食べてから1泊ハイキングの準備をして(わたしはうちを出る時に既にパッキングしていたので、主にBさんの準備です)出発しました。
写真はわたしの車(デミたん)からザックや登山靴などをBさんの車に移したところです。


Bさんからしたら超地元の駐車場です。車で30分もかからないくらいなので、時々ここからハイキングに出発するそうです。


歩き始め。
今晩泊まる予定の避難小屋はうちから近過ぎて泊まったことがないんだそう。わたしはというと、なんと2回も泊まったことがあります。


朝に出発していたであろう人たちが下りてくるのに何度もすれ違いました。


初めと終わりにちょっと急なところがある以外はとてもなだらかなコースです。


しばらく森の中を歩くと比較的早くに視界の開けたところに出てきます。


今晩のお宿に到着しました。小屋前に何人かいるのが見えています。
この避難小屋は駐車場からも近くて設備が整っているので人気があるみたいだし、週末なので混んでるんじゃないかと心配しつつここまで歩いてきました。


先着のグループの若者たちに聞くと、ちょうど最後の二人分のベッドが空いているとのことでε-(´∀`*)ホッ
ザックをマットレスの横に置いて、シュラフを広げて場所取りをしました。危ないところだった・・・


最後に来たのが4年前なのですが、3年半前に改修工事がされたらしくて、ソーラーパネルが取り付けられ、電気も付くし(電力に限りがあるのでタイマー式ですが)、なんと携帯電話のチャージが出来るようになっていました。チャージャーがアイフォンのと、もうひと種類付いているのです(泊り客のものではなく)。ただし、他にコンセントはありませんでした。営業山小屋でもコンセントはないところが多いし、避難小屋で電気が付いたりスマホのチャージが出来るところなんて見たことがありません。人気があるのも当然だと思います。


少し離れたところにエコトイレがあります。


水場も小屋のすぐ隣にあります。ホースを通した木に彫刻がなされていますが、かなり新しそうです。そして、手でボトルを持ったままでなくても水が汲めるようにテーブルのようなもの作られています。こんなのもまず見たことがないです。何もかもが至れり尽くせりな避難小屋です。


以前に来た時の写真を載せたいと思います。
2016年7月に子供たちと来た時
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5年ちょっと前になります。まだ13歳半くらいの次男と。


小屋の隣の同じ水場で息子たち。初夏だったので野生のルバーブがいっぱいでした。


そしてその翌年、2017年5月にひとりで泊まりに来た時
👇

泊り客のご家族の焚火に寄せてもらいました。


定番のマシュマロ焼きです。
若いお父さんと一番小さい息子君とは同じ日の朝に少し離れた別の避難小屋前で出会っていて、偶然の再会に驚いたのでした。わたしはそこからかなり歩いてこの小屋に到着しましたが、お二人は車に戻って駐車場を移動してこちらまで来たとのことでした。


子供たちや友人と山に行くこともありますが、こうしてひとりで来た時の方が他のハイキング客の方と話が弾んだり、連絡先を交換したりということが多い気がします。どちらも良いところがありますね。


夕方~夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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