フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ロードバイクでヨーロッパで一番高い峠道へ

10月末に峠道が冬季閉鎖期間に入る前日、2770mでヨーロッパで最も高いイズラン峠道にロードバイクでチャレンジしました。
ロードバイクには少し前からぼちぼち乗っていましたが、頻繁に乗るようになったのは9月の後半という超初心者で、図々しいにも程があります😅


峠の手前33㎞のランスブールという町に車を停めて出発しました。峠まで1435mほどの高低差を登ることになります。
峠道が開通していることを伝えるこの看板は峠の麓の村、ボヌヴァルにて。服装の調整をするために一度自転車から降りました。
この後、峠道でも一度辛過ぎて足つきしました😓今年の6月半ば、峠道が再開通した直後に車で来たとき、足つきしたのと大体同じ位置で写真を撮っていたので載せておきます👇

峠までもうすぐという地点だったのでとても残念でしたが、力不足。仕方ありません。
これは夜明け前の写真です。この時のドライブ記、そういえばブログの記事にしてなかったのでいつか書きたいと思います。


つ、着いた~(≧∇≦)
しんどかった💦実はこの2日前にグランドン峠&ラ・クロワ・ド・フェール峠(往復46㎞、高低差1600m)を登った時の筋肉痛がまだ治まっていなかったので、少々無理をした感はありました。うちからちょっと遠いので早起きするため、寝不足だったのもありキツかったですが、一度冬季閉鎖されると7か月半くらい来られないので、今日チャレンジしておけて本当に良かったと思いました。


峠の看板の前でお決まりのセルフィー・・・してると、峠に到着する直前にわたしを抜かしていったサイクリストさんが来て「撮ってあげるよ」と声を掛けてくれました。


わ~嬉しい✨
この日唯一出会ったサイクリストさんでした。同時に峠にいられてラッキーです。


この方です。しばらくおしゃべりしました。地元の方で何度も登ったことがあるそうです。峠では風があり、かなり寒かったのですが「こんなの、無風に近いよ!この夏の終わりに来た時には風が強すぎて峠まで来ることが出来ずに引き返したんだよ」とのことです。そして「ランスブールから登ってきたの?ブラボー!僕はもっと手前の村まで車で来たよ」と言ってくださいました。


峠には可愛らしいチャペルがあります。
同じ場所に今年の6月半ばに車で来たとき👇

開通直後だったのでまだ沢山雪がありました。


感無量なのでちょっと長居したい気分でしたが、何せ寒いので何枚か写真撮影して下り始めました。


そこまで急ではない峠道なので(麓の村までだと14kmが7,3%)とても気持ちの良いダウンヒルを楽しみました。なにせ広々としていて自分のいる山も遠くの山の景色も素晴らしいのです。


峠道の形がよく見えるビューポイントから。
山スキーや登山と同じで、よく「ほんとにこれ全部登ってきたの⁉️」とちょっと驚きます😅


峠道の麓に位置するボヌヴァル村を過ぎた辺り。
アボンダンス種とタリーヌ種の牛さん達が時々見られました。夏の間は標高の高い山で放牧され、雪が積もるまでの晩秋はこのように村の周辺で過ごします。この辺りはボーフォールチーズの生産で名高く、この日も自転車に乗る前に村の農協に寄りました。


ボヌヴァル村から車を停めている町ランスブールまでは20kmほど。最後に小さな峠があるのがブルーですが、仕方ありません😓


でもまあ、大半はなだらかな下りです✨
今は日向で気持ちいいけど、行きはまだ日陰になっていて向かい風で本当に寒かったです。


ひーっ、やれやれ(⌒-⌒; )
車を停めているランスブールの町に戻ってきました。


お待たせ、デミたん💙


お読みいただいてありがとうございました。

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