フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

なんちゃってでなくちゃんと峠まで登った

そんなタイトルにしたのは、1年半くらい前にロードバイクに生まれて初めて乗ってから数回目というサイクリングで、無謀にも行き先に選んだ峠道に先月もう一度登ってきたからです。
前回に来た時は平均7,6%、最高11%の山道など続けて登ることが出来なかったので、何度も自転車を降りつつ峠に到着したのでした。


今回は違います\(^_^)/
この日の1か月半くらい前から頻繁に山道を登るようになっていたので(それでも超初心者には違いありませんが)、このくらいの峠道は大丈夫です♪
ヴァルス峠はオート・ザルプ県側と今わたし達が登っているアルプ・ド・オート・プロヴァンス県側との県境になりますが、こちら側はスキー場になっておらず、ほんの小さな集落が初めの辺りにあるのみで野性味のある風景を楽しみつつヒルクライムすることが出来ます。


ロードバイクの師匠(であり山スキーの師匠であり…)Oさんに写真を撮ってもらいました。Oさんはこの峠道は真夏に一度登ったことがあるのみだそうで、最初は寒いからと気が乗らない様子でしたが、車もほとんど通らないしサイクリストさんなんてひとりも見かけないし、この風光明媚な峠道をほぼ独占できて嬉しそうでした。


左手に広がっている谷。このブログに度々登場しているスペイン人の友人Nさんと初めて出会ったのはこの谷の始まる地点にある駐車場でした。11月半ばのこの時点ではまだ雪が十分にありませんでしたが、今では山スキーやスプリットボードで登って滑れるくらい十分に雪が積もっているそうです。


Nさんの谷😅を通過すると峠までもう一息です。
この辺りから新雪が増えてきました。


建物が見えているところが峠です(^^♪


わ~い✨
峠の記念碑の前で。myバイクとOさんのバイクを撮影。
こんなところの記念碑に落書きしちゃうアホな人がいるんですね(T_T) あんまりこういうところでは見ないのでびっくりしてしまいました。


この峠には記念碑がありますが、そんな立派なものはない方が多くて、大抵はこういう地名の標識のみです。しかし、異常に高い位置にあるね、と思ったらOさんいわく、ここの道路は通年で開通していて、道路自体は除雪されていても道路わきには雪が溜まったままだから、このように高くなってるんだということです。なるほどね・・・1500m以上くらいある峠道は大抵冬季閉鎖されるので、看板もそんなに高い位置に作る必要がないってことなんですね。

先月半ばの時点ではまだ新雪が珍しかったので嬉しがって雪の中でもmyバイクを激写。


ちなみに新雪の上って、自転車進まないですね。初めて試しました(^-^;
もう少し融けた雪の上はマウンテンバイクで走ってみたことがありますが、やはりちょっと怖かったです。


下りて行く途中に撮った峠道の開通・閉鎖を知らせるの看板。


デミたんのところまで帰ってきました。
晴れてはいるけれど、ダウンヒルは寒かったです。


ピクニックできる場所を探して峠道と別の道路に入ったんですが、風が強く…


結局、帰り道でもあるしヴァルス峠まで戻り、ここも先程よりも風があるものの、峠のカフェ(閉まってる)のテラスで建物を風除けにする形で座りました。


デミたんの中に積んでいた携帯マットレスに座り、快適なピクニックになりました。写真には写ってないけど、デザートに手作りバナナ胡桃ケーキとサイクリング中に食べなかったおやつ(プルーンと胡桃入りチョコレート)も食べました。


帰り道はOさんに運転を任せました。


ヴァルス峠道の反対側にて。


お読みいただいてありがとうございました。

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