コロナ再々検査&パラストル(2278m・山スキー)
コロナ陽性で自宅療養中です。
症状が出始めて6日目。熱はなく、喉の痛みや咳もだいぶましになりました。
フランスでは現在、症状が現れ始めた日から数えて7日間の自宅療養が義務付けられています。5日目以降にテストを行って、陰性に戻っていた場合も自宅療養を終えることが出来ます。昨日の朝に行って、まだ陽性だったことは昨日書きましたが、実は、今日の午後にまた行ってきました。
今日は次男も一緒に行ってきました。ガラスに映る母息子。
貼り紙にあるコードをスマホでスキャンして検査申し込みフォームに登録しているところです。
小さな町だと検査センターが人で溢れ返っていると聞きますが、リヨンのような大都市だとセンターもたくさんあるため、昨日も今日も空いていました。
結果は1時間ほどでSMSとメールで通知されます。
わたしは・・・まだ陽性のままでした。
次男はわたしが陽性と診断されてから検査をするのは初めてでしたが、絶対にうつっていると思っていたのに、まさかの陰性Σ( ̄□ ̄|||)
わたしに症状が出始める前から至近距離で生活していたので「どうせ手遅れだろう」マスクをつけてなかったのに。でももしかして一度陽性になった後、陰性に戻った可能性もあるかもしれませんね。なんにしても、次男は全く症状らしきものは見受けられませんでした。
コロナ、謎が多いですね(;^_^A
さて、前回書き始めた先月の山スキー記の続きです。
標高1300m台の駐車場から約600m登って峠に到着しつつある地点。
奥にある山はル・ソレイユ・ブッフ(「太陽・牛(去勢牛)」という不思議な名前😅)といってこの日の目的地候補のひとつだったのですが、途中で話したスキーヤーさんによると、最後の稜線部分が雪崩になる可能性があるからもし行くんだったらちょっと手前でやめとき、とのことです。トレースはあるものの、パッと見、登って行ってる人が目に付かないので、ソロで来ているわたしとしてはちょっと不安です。今日のところはもうひとつの近い方の山に向かいたいと思います。
こちらの山はル・パラストル(2278m)、この峠からだと100mほどの高低差になります。9月に来たときはこの山頂でランチにしたのでした。トレース通りに登っていきます。
半分ほど登ったところで、数名のスキーヤーさんが立ち止まっています。聞くと、頂上付近は強風で雪が吹き飛ばされて、岩が露出しているんだそうです。
バックカントリーではこういう場合、スキーを外してスキー靴で登るか、雪が十分にあるところで登るのをやめてそこから滑り降り始めるという選択肢になります。
わたしは特に頂上まで行きたいというわけではなかったので(景色的にはあまり変わりがないし)、ここでUターンすることにしました。
下りるには、スキー板のシール(滑り止め)を剥がしたり、靴のビンディングのポジションを変えて板にはめるという作業がありますが、ちょっと平たい安定した場所が必要になります。ここは結構な急斜面でしかも新雪がまあまあの厚さつもっており、唯一踏み均された平たくてそこそこ広いところはこのグループのいる場所のみなんですが、しばらく待っていてもこの人たち全く動く気配がありません。おやつを食べ始める人達もいるくらいです。会話を聞いていると、山スキー初心者たちにリーダーが教えているグループのようでした。
下りる準備中、というより休憩中なのか😓
広いところに下りてから休憩してくれたらいいのに・・・
仕方なく、モソモソの雪の急斜面で下りる準備をしましたよ(;´Д`)
板にビンディングをはめにくいったらありゃしないです。
峠まで下りつつの1枚。
峠まで下りてきました。
登ってきた親子のスキーヤーさんに撮ってもらいました。
その後、簡単なランチにしました。
2種類のチーズ(ボーフォール、サン・マルスラン)とパン、お茶です。
さて、ご飯のあとは程よく柔らかい雪の上を下りていきます。
途中から少し急になってきます。
スキー場と違って地形も複雑で、雪の厚さも場所によってイレギュラーなので初心者のわたしにはドキドキするところだらけです。しょっちゅう立ち止まって、目の前の地形を確認し、どこをどう通るかシミュレーションしてからスタートします。
下りのトレースのいくつかにならって下りてくるとこんなアドベンチャーな感じのところに来てしまった(◎_◎;)
結構怖かったところ(;^ω^)
幸い、新雪が結構な厚みで積もっているため、あまりスピードが出なくて助かりました。
振り返って。
急斜面です(^-^;
だいぶ下りてきたところにいくらか生えているこういう木・・・
オレンジの実が付いています。
これ、9月に来た時にもありました👇
その時はもっとたくさん実が付いていました。
日本では「サジー」と呼ばれ、スーパーフルーツとされ輸入品でシロップやサプリが手に入るようですが、フランス語ではアルグジエといって、ここオート・ザルプ県など南仏寄りの山間部に自生しています。このままでも食べられないことはないのですが、酸味とえぐみがあるため、ジャムやシロップといった加工品にされることが多いです。
林道に戻ってきました。
無事、駐車場まで下りてきました。
ただいま~デミたん💖
この後、帰りの山道でなんと朝、雪に雪に車輪がハマった時に助けてくださった方とまたすれ違いました。「どうだい、スキーは楽しんできたかい?」と聞かれたので「はい!あなたのおかげで✨」と答えました(*^^)v
お読みいただいてありがとうございました。