ガリガリだったけど絶景の中をスキーで下りる
山スキー歴50年以上の友人Cさんとご自宅の裏山を山スキーで散策したときのお話です。
前回に載せ忘れた写真を最初に少し・・・
凍った湖の上を歩いてさらに登ってきました。
エクラン国立公園の雄大な山々を背景にCさん。左奥はモンターニュ・デ・ザニョー、略してレ・ザニョー(仔羊たち、の意味)と呼ばれる3665mのお山です。
北エクランを代表する頂上、ラ・メイジュ(中央、3984m)とル・ラトー(右、3809m)。
わたし達の少し前をソロの男性スキーヤーさんが歩いておられたので、そのトレース通りに登りました。
おやつ休憩したのは広い稜線を登っている途中。これよりも上は雪が吹き飛ばされて岩が露出し過ぎているというという地点でした。この辺りでも既に土が出てきているので下りる時は注意しなければいけません。
この日は無風でしたが、2日間ほど風の強かったそうで、稜線部分など風の当たりやすい場所を中心に雪が薄く固くなってしまっています。
Cさんに続いてゆっくりと下り始めました。
シュカブラ(雪紋・風雪紋)になりまくりです😓
ガリガリまたはバリバリの2択・・・(つд⊂)エーン
硬い雪の上で一枚撮ってもらいました。
稜線部分を終えると、少し雪の状態が良くなってきました。
軽やかに滑るCさん。
雪が足りない場所に到着しました。
この辺りは平らなので歩きます。滑り止めを貼っている上りと違って、スキー板を傷めやすいので通る場所をよく選びます。
湖の周辺。この辺りは林道というかハイキング道になっているようです。
日当たりのよい部分では雪がなくなっています。普通は板を外しますが、長い距離でなければ、板が傷みにくい草の上を歩きます。
おうちに帰ってきました。
なんともう日が低くなって向かいの山の裏に隠れようとしています。周りを高いお山で囲まれているため、冬はほとんどの時間帯が日陰なのです。ここは自治体となっている村に付属した、少し高い位置にある集落なんですが、下の村は12月と1月は一日中、日向にならないんだそうです(;゚Д゚)
盗られる心配はないから、家の外にスキー出しといていいそうです(^-^;
スキー靴しかり。
ご飯を頂いたあと、帰るのでここに置いておいた方が便利です。
遅い目のおやつからあまり時間が経っていなかったので、サラダ、パスタ、サラミ、生ハムにチーズという軽いお昼にしました。
チーズは酪農の仕事を引退されたCさんご夫妻のあとを継いだ若夫婦が作っているものです。とってもおいしい・・・と言うと、お土産に少し分けてくださいました✨
昨晩Cさんが焼いてくれたフルーツケーキがデザートでした。
いつもながらシンプルかつおいしいご飯でした。
お茶をのみつつ少し話をした後、帰る準備をします。
Cさんのおうちから車を停めている道路まで、近道になる野原を横切ります。
手伝ってくれるCさん。てかほとんど持ってくれて、わたしは小さなボストンバック一つ💦
わたしが足首が不自由だと思っていつも気を使ってくださいます。
あーいたいた、うちの子。
雪原をズボズボなりながら下ります。スキーで下りた方がよさそうな斜面です(^-^;
お世話りなりました、次は旦那さまが留守でない時に来ます、と挨拶して帰途につきました。少し前のブログに書いたスキー紛失ハプニングがあったため、来る日が1日ずれて旦那さまのいない日にかかってしまったのでした・・・
最後の積雪から10日くらい経っていたにも関わらず、寒いわ一日中日陰だわで、積もりたてのような雪景色の谷底の県道。
この後、前から来る車がやたらとパッシングしてくるな、憲兵隊(田舎における警察)が検問でもやってるのかな、と思ってゆっくり進んでいくと・・・
わわわ、ミニ雪崩になっていました。
これだったのか、みんなが「注意しろよ」と警告してくれていたのは・・・
ほんのついさっき流れた感じです。
怖っΣ( ̄□ ̄|||)
お土産にいただいたチーズ😻
お読みいただいてありがとうございました。