知り合った地元の方と滑った
先月、ひとりで出かけたお山の山頂で知り合った地元のおじさまとしばらく一緒に滑りました。
すぐ麓の村にお住いのCさん。
この山はもう何十回と登っていてお庭の延長という感じでした。
Cさんは山をもう少し下りた地点にシャレ―も持っておられるそうで、今日はすぐに駐車場に下りず、そちらに寄り道して帰られるとのこと。途中までご一緒させてもらうことにしました。
しばらく下りていくと、平たいところに到着しました。
平和な感じの、いかにも放牧地といった気持ちの良い場所でした。
5秒間の動画です
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Chalet du Mont Rosset
前々回のブログに書いた、夏の間にチーズ作りをする小屋のある近くです。
その後さらに下りていくと、Cさんのを含むいくつかのシャレ―がぽつんぽつんと立っている斜面にやって来ました。
ご自分のシャレ―に向かって下りていくCさん。
7秒間の動画です👇
Vers son chalet
夏はこの辺りまで四駆の車で来ることが出来るそうです。
放牧の仕事をしている人や、シャレ―を所持している人だけ走れる林道がこのあたりまで続いているんだとか。雪がたっぷりで、道の形さえよく分かりませんでした。
奥にあるのがそうらしいです。
シャレ―に向かって歩いていくCさん。
連絡先を交換して、またこのエリアに来たら一緒にスキーで散策しましょうと言って別れました。
その後は、Cさんが「まだあまり誰も滑ってないはず」とアドバイスしてくれた場所を中心に行きに通った林道まで下りていきいました。
16秒間の動画です👇
Avant la route
この辺りも雪がふかふかで滑り心地が良かったです。
屋根にこんもりと積もったいくつもの可愛らしいシャレ―の近くを滑りました。
この時は雪がたっぷりだったので、林道もいくらかショートカットしつつ下りていきました。
とんでもなく方向音痴なので、道路の分岐しているところでは一応確かめます。
過信していて、違う駐車場に到着した思い出が何度かあるのです(;´Д`)
駐車場に無事帰ってきました。
バカンス時だったせいか、ほぼ満車で、スキーから帰ってきた人や、これからスノーシュー散策に出掛けるグループなんかもありました(真ん中のワゴン車)。
さて、帰りに寄るところがあります。
名産チーズ、ボーフォールの農協です。
ボーフォールはここから遠くない村の名前でもあり、ここボーフォータン山塊の名前の由来になっています。
農協のメイン商品はもちろんボーフォールです。
夏のもの、冬のものとあり、放牧地のおいしい草を食べた夏のボーフォールの方がお値段が高くなっています。
他にもラクレットやブルーチーズをはじめ地元チーズが色々置いてあります。
右のほうにあるのはここサヴォワ地方で盛んに作られている茶色や灰色の皮の中型のチーズ、トム・ド・サヴォワです。
左のはマイルドでクリーミーなブルー・ド・ボヌヴァル。若い時も、熟成されてからもおいしくてよく買うチーズのひとつです。ここからは県内とはいえ若干離れたモリエンヌ地方のボヌヴァル村周辺で作られているようです。ボヌヴァルは「フランスで最も美しい村」のひとつであり、ヨーロッパで一番標高の高いイズラン峠道の麓になります。
右のは、幻のチーズとも呼ばれるブルー・ド・テルミニョンに少し似てるかと思ったのですが、よく見ると全然違いました。テルミニョンはもっとボソボソしたチーズなのに対し、結構なめらかな感じです。
この2種類のブルー、両方少しずつ切ってもらいました。
右端にバターがあります。
ここのはめちゃ安くておいしいのです。250gが1,70ユーロとスーパーで売ってる工場製の一番安いバターと変わらないようなお値段です。
ボーフォールの農協、ちょっと久しぶりだったのでいっぱい買っちゃいました。
左の袋は・・・
みずみずしいものに飢えていて( ̄▽ ̄;)リンゴを3つだけ買いました。
サヴォワはリンゴや梨でも有名で、この農協でも買うことが出来ます。
3つとも車の中で運転しながら食べちゃいました。
おうちに連れて帰った子たち。
バター4つって1㎏だけど(^▽^;)3つは冷凍しました。
お読みいただいてありがとうございました。