消防士さん達と過ごす2泊目夜
1か月以上経ってしまいましたが、避難小屋に2泊しての山スキー記です。
2日目の午後に、消防士さんのおふたりが到着しました。今までに泊まった時はほぼ毎回誰もいなかったのですが、前の日も3人組の男の子がいて、今回は2泊とも他の宿泊者がいることになりました。
夕方。
お日様が山に隠れると急に冷え込んできます。
白いのがわたしのスキー板です。
見るなり、片方の方が「おっ、軽くていい板使ってるね」と。
板の良し悪しというか、品評の仕方にはいろいろあると思いますが、わたしの山スキー師匠である友人Oさんは軽い板推奨派、この方たちも板はもちろん、靴や持ち物に至るまで軽いものにこだわるタイプなようでした。
ミニマリストすぎて、なんと今回の2泊スキー旅行は寝袋なしだそう(・・;)
ここは布団があるけれど、前夜に泊まった小屋はコロナ影響で布団が取り払われていて寒い思いをしたんだとか💦
頼りになる大人男子のおふたり。
小屋のドアの建付けが悪いのを、何とか直そうと試みてくれました。
上半分のドアはちょうつがいが壊れているので、ちょっと直せなかったのですが、下半分はドア周辺に固まっている氷が原因で閉じにくかったため、ピッケルで氷を砕いてちゃんと閉まるようにしてくれました。
真っ暗になる前に早い目の晩ご飯にします。
ろうそくやヘッドランプはあるけど、やはりかなり暗いんですよね。
持参したネギを刻んでいると、ひとりの消防士さん「おっ、サラダだね。ヘルシーだね」
えっ・・・ネギサラダ??( ̄▽ ̄;)??
最近よく出てくるインスタントフォーにサラミとネギを投入です。
消防士さん達はフリーズドライのご飯でした。結構おいしそうです。「でもそれって高いんですよね」と言うと、軍隊にお勤めのお友達がタダでいっぱいくれるんだそうです(^-^;
いいな~✨
晩ご飯の後は薪ストーブタイムです。
木は湿り気味だったんですが、何とか火を起こしてくれました。
「さすが消防士ですね~」と言うと「うん、でも僕らはどちらかというと消すの専門なんだけどね」そりゃそうですね(≧∇≦)
管がずれていたので、きちんとはめなおしてくれました。
その後、3人でうだうだしていると、ドアをノックする音がして、飛び上がるほどびっくりしました。
こんな真っ暗な中、スキーヤーさんひとりが到着しました。
避難小屋に遅くに誰かが到着することは、案外あります。わたしも初めてここの小屋に来た時は、友人と一緒だったのですが、出発したのが遅かったのと、濃霧で視界がなかったことで小屋が見つからず、到着したのは夜の9時40分くらいだったのでした。
寝る前に星空の写真を撮りました。
前日は無精して窓からだったので、この晩はちゃんとドアから出て撮りました・・・が、雪が凍っていて、しかも傾いているため、すっ転びました(T_T)
朝起きて目に入る景色。
この日の朝ご飯はドライフルーツ入りパン、ハチミツ、ビスケットとコーヒーです。
消防士さん達もジェットボイル愛用者でした。
むむっ、プラスチックの保護ケースをコップ代わりにするという上級者です✨😅
ちなみに、昨晩遅くに到着したソロスキーヤーさんはわたし達が寝る頃にご飯にしてたし、寝るのも遅かったようです。目は覚ましておられましたが、まだシュラフの中でした。
彼らのジェットボイルはわたしのものと比べて、新しいバージョンで少し軽いやつでした。記事で読んで、どうなんかな~と思ってたので、比べさせてもらいました。
なるほど、確かに軽い。ただ、火加減を調整するレバーがないんですね。まあ、なかったらなかったでそんなに困らないとは思います。結構高いものなので、すぐに買い替えるつもりはないけれど、軽いのは羨ましく思いました。
持って来たハチミツ、ホテルの朝ご飯で出てくるやつを持って帰ったものでしたが、あまりにもまずい(-_-;)
いつもコーヒーにお砂糖は入れないんだけど、ハチミツを甘味料代わりに入れてみました。
まずいとはいえ、持ち運んできたものを捨てるのは嫌だし、ゴミ袋の中でベタベタになるのも嫌だし💦
最終日編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。