フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久しぶりに大学生の次男とお出掛け

久しくブログに登場していなかった次男と1泊スキーハイキングに出掛けた時のお話です。
行き先は色々考えた末、その1か月前にひとりで泊った山小屋(ヒュッテ)にしました。


そちら方面に行くときに必ず寄るパン屋さんで食料調達です(^^)/


テレグラフ峠。ツールドフランスでおなじみのガリビエ峠(現在冬季閉鎖中)へ向かうときに通過する峠です。
ガリビエ峠には反対側から去年の秋にロードバイクで登ったので、今シーズンはこちら側からぜひ登ってみたいと思っています。


うちで朝ご飯を食べていなかった次男。
買ったばかりの菓子パンとうちから持って来たジュースで腹ごしらえです。


テレグラフ峠からそのまま道路沿いに下りると、中規模のスキー場ヴァロワールに到着します。ここにあるスポーツ店で次男のスキーをレンタルする予定です。
これまで次男と一緒にスキーハイキングしたときは、友人Oさんち方面のお山ばかりだったので、スキーを貸してもらっていたのですが、今回全然違う方面なのです(;^_^A 


スキーをレンタルできるお店は何軒もあるのですが、山スキー用の装備があるお店は少なく、前日に電話で確認していたお店に向かいました。


板はメイド・イン・フランス(オート・サヴォワ県)のプリューム社のもの、靴はわたしの靴と同じでスカルパ社(イタリア)のものです。


ガリビエ峠へと続く道路の除雪最終地点に近い村の駐車場に車を停めました。
見ていただくと分かるように、薄っすらと雪が降った直後でした。


結構寒い・・・
この前の週末にひとりで避難小屋に泊まってハイキングしたときはもっと暖かかったのです。でもヒュッテに泊まるので、隙間風の心配などしなくてよいのが助かります。


ありがたいことに、南斜面から登っていくので、もう日向です♩


スキー、スノーシュー、ツボ足の跡が入り乱れています。


これは・・・鹿の足跡でしょうか。


15分ほど歩いたところで次男が「僕…スキー用アイゼン、車に忘れた(T_T)」
スポーツ店で借りたセットは、スキー板、スキー靴、ストック、シール(スキー板に貼る滑り止め)、それにスキー用アイゼンでした。スキー用アイゼン以外は全て身に着けています。「もぉーっ、仕方ないなぁ。まあ、急いでないからいいけど、取りに行っておいで。ザックはここに置いていき」


この辺りまでは雪が踏み均されていて、スキーなしでも歩けたので、次男はスキーも置いていきました。
遅いな~ヽ(`Д´)ノプンプン
ふと思いついて次男のザックを開けると・・・入ってた( ゚Д゚)スキー用アイゼン・・・
どうやら、無意識のうちにわたしがザックに詰め込んだみたいです。大急ぎで次男の携帯に電話しましたが、もう駐車場でした😓ゴメンね💦💦


戻ってきた次男と再び歩き始めます。


大きなわんこを2匹連れたカップルが登ってきました。
彼氏はスキー、彼女はスノーシューです。


前に日に山小屋の管理人さんに電話で聞いてはいましたが、この辺りの斜面は雪がもう残っておらず、スキーを脱いで登らないといけませんでした。


すんげ―急斜面です。
2日間で歩く予定の場所のうちで、一番急なのは実はこの地点なのです(;^_^A
管理人さんのお話によると、これを登りきった後はスキーを履いて登れるそうです。


時々次男を待ちます。


登っているうちに、暑くなってトレーナーも脱いだ次男。


この日は、山小屋に行く前に手前にあるお山に登るつもりだったのですが、雪がだいぶ解けてしまって、もちろん登ることはできるものの、スキーで下りられそうにありません。
諦めて、直接、山小屋に向かうことにしました。


緩やかな谷を登っていきます。


常にわんこ連れカップルと同じくらいの速度で歩いています。
谷底の方が雪が十分にあるので、下りていきます。
この少し先で、カップルの彼女さんが疲れてしまって、Uターンしていかれました。


ひとりのことが多いので、山頂とかで誰かと一緒になった時以外は自分の写真がありません。この日は次男にカメラマンになってもらいました(^^♪


適当なところで川の反対側に渡ります。
最短ルートで登れる斜面は、かなり急で次男が嫌がったので、ちょっと遠回りなんですけど、予定していた山頂に寄らなかったから時間はたっぷりあります。
・・・と言いつつ、飛ばし過ぎなわたし( ̄▽ ̄;)


遠回りだけれど、きれいな景色のところから登ることが出来て満足✨


わたしだけ少し高いところまでわざわざ登って、あえて滑りつつ山小屋に到着した図
👇

4 mai 2022
そのほうが、山小屋の全景が画面に入りますよね😊


今季泊まるのが2度目になるエギーユ・ダルヴ山小屋に到着です。


午後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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