フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今年初めてマーモットに出会った日

タイムラグが少しだけましになって、先月下旬のお話です。
全体的にフランスのこの冬春は、かなり雪が少なかったのですが、特に降らなかったのが、わたしの山スキー&ロードバイクの師匠の友人Oさんや、スペイン人スノーボーダーの友人Nさんが住むフレンチアルプス南部でした。


4月の下旬。仏アルプス南部に、もう今シーズンは期待していなかった積雪がありました。
これは標高2000m台のロータレ峠周辺の道路です。


雪の多かった日本と違って、一回一回の積雪がとんでもなくありがたく感じられた今シーズンのフランス。
今回積もった雪を無駄にはできません✨


その前にまずは、寄っとく場所が。
行きつけのチーズ工場のショップです。
まだ時間が早くて閉まっていましたが・・・


自販機があるので、問題なしです(^^)/
一部の商品しか買えないけれど、わたしが一番よく買うグリュイエールタイプのチーズは主力商品なので、いつでもケースに入っています。
ただし、今回かなり多い量(確か1,5㎏くらい)しか残ってませんでした。
この時、うちにあまりチーズが残っていなかったのでそれでも大丈夫だったけれど、Oさんが「俺に半分売って」と言うので半分は置いて帰りました。


Oさんは午前中は予定があるので、おうちにはお昼に到着することになっています。
手っ取り早くスキーできる場所ということで、シーズンを終えたスキー場に寄っていきました。


Oさんちから近いので、何度も来たことがあってよく知っているスキー場です。
新雪、嬉しい(*´▽`*)
かなり湿った感じの雪だけれど、文句は言っていられません。
少し前を行く男性スキーヤーさんがいます。


追いついたので、おしゃべりしながら一緒に登ることにしました。
男性も、ここのスキー場はよくご存じなようで、ゲレンデから離れてオフピステの斜面を進んでいきます。


わわたしのほうが登るスピードが速かったので「先に行ってくれてもいいよ」とおっしゃいますが、「いえ、急いでないし一緒に歩きましょう」と返事しました。

新雪がもったりと重たく、自分でトレースつけるのがイヤで、後ろ歩くのが目的だったとバレてたかもしれませんけどね( ̄▽ ̄;)


リフトの最終地点まで登ることにしています。
「ここのスキー場の向かいにある山に行こうか迷ったんですよね」と話すと、「ああ、僕も同じ。でも水分をいっぱい含んだ重たい雪だし、向かいの山はかなり傾斜がきついから、午前中でも雪崩になるかもしれないと思って、安全なこちらにしたよ」とのことでした。


リフトの最終地点の少し奥まで進みました。
駐車場から800m弱登ったことになります。


男性もパンとサラミ、チーズを持ってきていたので、周辺のお勧めの山などの話をしつつ、一緒ピクニックをしました。男性はロードバイクもされるということで、「シーズン初めキツイよねー。冬の間は山スキーで結構登ってるのに、なんでだろうね」と、盛り上がりました(^▽^;)
この後、男性とは別の斜面から下りることにしたので、ここでお別れしました。


湿った重たい雪で、難しかったです💦


駐車場まで4分の3くらい下りてきたところで、目の前を横切るものが・・・


今年初めてのマーモットでした💖
9月下旬~10月上旬くらいから4月上旬~中旬くらいまで冬眠するのです(わたしの見る感じでは)。
声だけは、少し前から聞いていたのですが、姿を見られたのはこの日が初めてでした。


2匹、じゃれ合いながら走り回っていました。わたしの姿に気が付いて、穴にいつでも戻れる安全な場所に移動したマーモット。
予定外の積雪にびっくりしたことでしょう。冬眠するくらいだから、寒いのは苦手なんでしょうが、すみかの穴は奥深いし、雪の上とはいえ気温自体はそう低くはないので、辛そうな感じには見えませんでした( ̄▽ ̄;)


下界は、もちろん春です。


Oさんに会うのもかなり久しぶりでした。
着いて、自転車やスキーを車から出すと早速、スキーのエッジを研いでくれました😅


わたしのスキー靴、少々傷んでたのを直してくれました。
直せると思わなくて、中古スキー靴の個人広告を探し始めていたところでしたが、あと1シーズンはいけそうですε-(´∀`*)ホッ


午後は周辺の山道で自転車に乗りました。


お天気がちょっと怪しかったので、短い目のコースにしておきました。


晩ご飯。
砂肝のコンフィとジャガイモとさやいんげんのソテー。
スキーや自転車をしたから、カロリーゼロなはず・・・


お読みいただいてありがとうございました。

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