久々の山小屋泊での親子ハイキング
2週間ちょっと前に、大学生の息子ふたりと残雪ハイキングに出掛けた時のお話です。
思っていた以上に雪が少なく、スキーを履けるまでに1時間半以上歩きました。
山小屋のベンチで楽しそうにおしゃべりする息子たち。
長男は、年始からブダペストに短期留学していて、この前夜に次男と空港まで迎えに行ったのでした。とても仲の良いふたり。久しぶりに再会して話す話題には事欠かないみたいでした。
お昼を過ぎていたので、荷物の一部を山小屋の寝室に運んでから、小屋前のテーブルでピクニックをしました。
パンはライ麦入りのバゲットと、こちらはボーフォール入りのパン。
ここに向かう途中に通る町のお気に入りのパン屋さんで買いました。お気に入り過ぎて、帰り(翌日の午後)に買うものも予約しておきました。
他にサラミ、山羊チーズ、ポテチ。
生パスタも持って来ました。
普通のパスタよりも早く茹るのがいいです。
ちなみに、サン・マルスラン(チーズ)と胡桃が詰め物になったパスタでした。
お皿的なものは持って来なかったので、マグカップやシェラカップをお皿代わりにして頂きました。チーズを少しナイフで削ってかけました。
ランチの後片付けを終えた後は、ハイキングに出発です。
山小屋の周辺はかなり雪が融けてしまっていますが、なんとかスキーを履いて歩けるぎりぎりの量は残っています。もう2,3日中にはなくなってしまいそうです。
今回はわたしだけスキーで息子たちはスノーシューで来ています。
20分ほども歩くと、そこそこしっかりと雪が残っていました。
しばらく登り続けていると、前からスキーヤーさんが滑り下りてきました。間もなく二人目も下りてきたので、しばらく立ち話をして、この先の雪の状態などについて教えてもらいました。
お二人は、今晩は山小屋に泊まるとのことだったので「じゃあまた後ほど」と言ってお別れしました。少し遅れて付いてくる息子たちが真ん中に写っています。
お喋りをしながらのんびりと歩いているので、ついつい本気モードで歩いてしまうわたしと距離が開いてしまいがちです(^-^; ここでふたりが追いつくのを待ちました。
久しぶりに家族そろってきれいな景色のなかを歩きながら、色々おしゃべりする幸せ✨
岩が露出した斜面を登っていきいます。
こういう場所を下りるのは大好きなのでワクワクします(^^♪
谷の奥には、3000m以上のお山がいくつかあり、スキーで登れる中級レベルの山もあるみたいなのですが、雪が柔らかくなりやすい今の季節、そんなところまで行くには早朝に出発しないと無理です。既に、歩きにくくなっているし、滑るのも大変です。適当なところでUターンすることにします。
きりのいい高台まで登ってきました。ここから下りていきます(*´▽`*)
モサモサの雪の中を下りていきいます。
楽しいところ🎵
ただ、雪がもったりと重たくて滑りにくい💦
スキーが雪に突き刺さって抜けない(;´Д`)
スノーシューの息子たちも、ズボズボ雪にはまって大変でした。
これは少しましになった辺りです。
雪が融けたところにはお花が出てきています。
この可愛らしいのは、サクシフラージュ・ア・フュイユ・オポゼ。
一番たくさん咲いていたのはイワカガミダマシでした。
可憐で、大好きなお花のひとつです。
山小屋に戻ってきたのは夕方でした。
先ほどお話ししたふたりのスキーヤーさんのスキー板がテーブルに立てかけてあったので、並べさせていただきました。
山小屋(ヒュッテ)は、管理人さんはスキーシーズンを終えて、もう山を下りてしまっていましたが、鍵が開けてあるので、宿泊客は使用料を置いていくシステムです。
お金を払うので、ガスも使わせてもらいます。
水道は止めてあったので、歩いて数分の小川まで汲みに行きます。
紅茶とビスケットでおやつにしました。
今回、マイオピネルを持ってきていた次男。
何か削っています(^-^;
嬉しそう・・・
夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。