フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

新しい友人、Dさんが合流

5月下旬の週末に、ふたつの峠に登るサイクリングをしたことを4つの記事に分けて書きました。その日の午後のお話です。


車を停めていた標高450mの村まで下りて、自転車をトランクに入れて峠方面へ戻ります。午後に友人が車で合流することになっているのです。
タイトルにも書きましたが、知り合って間もないDさんという方で、この日の前の週末に、息子たちと雪山にハイキングをしに行ったときに出会いました。
以下の2枚はその時の写真です。
スキーで下りてくるDさん(左)とその友人Gさん👇

山小屋からさらに谷の奥に進んだ地点にて。


翌朝、5時半過ぎには出発して行かれたお二人(右がDさん)。
山小屋前にて。


さて、先月のお話に戻ります。


グランドン峠(ひとつ目の峠)の駐車場に車を停めて、少しだけ歩いてピクニックをしました。


峠道を上がる前に、近くのスーパーに寄って買い求めたイチゴ。
車にはチーズや生ハム、パンなどの食料はあったのですが、合計1700m近くの高低差を自転車で登った後で、何かフレッシュなものが欲してたまらなくなり、ゾンビのようにスーパーに入っていきました(≧∇≦)
半分くらい一気食いしましたが、甘くて香りも良くて、とってもおいしかったです。
もちろん食べたのはイチゴだけではなかったのですが、映え写真を撮ろうという元気がなくて、ランチの写真はこれのみです(;^_^A


ランチの後、もうひとつの峠に移動してDさんに「ラ・クロワ・ド・フェール峠にいます」とメッセージを送ると、30分くらいしてやって来ました。


こないだ「速報」的に簡単に一度書きましたが、Dさんとは翌日(日曜日)、峠周辺で山スキーをすることになっています。
「まだ時間が早いから、今日は普通のハイキングでもしようか」とDさん。
えっ??わたしさっき高低差1700mのサイクリングをしたばっかりなんですけど??
「片道1時間以内、高低差300mくらいだったら大丈夫だろ?」
・・・まぁ、確かに結構休憩したし、どっかが痛くて無理とかいうわけではないので軽くハイキングすることに(^-^;


出発地点はひとつ目の峠の少し下になるので、Dさんの車で移動します。


ハイキングの行き先案は2,3あったのですが、明日山スキーをするつもりの方面へ、雪の残り具合の偵察も兼ねて行くことにしました。


この日の前の週末は1泊で山スキー、この翌日は日帰り山スキーをしようとしているわけですけど、こうして見ると完全に夏山ですね(^▽^;)


ここの斜面は夏の後半から秋にかけてブルーベリーがいっぱい実ります。
まだ小さなつぼみの状態でした。


初夏によく見られるアネモネ・デ・ザルプ。色んな品種がありますが、日本でツクモクサと呼ばれているのと仲間です。


ピンボケになってしまったけど、咲いている状態。


水仙が満開でした。
それに混じって、青いジョンシアン(ゲンジアナ)や黄色いトロール(ラナンキュラスの一種)、薄紫のスミレも写っています。


振り返って。今朝、死にそうになって登ったジグザグの道路が見えています。11,5%が3㎞ですよ・・・


45分ほど歩くと、ようやく雪原に到着しました。
つまり、ここからスキーができるということです。今の時期に45分の歩きは悪くありません。この1週間前は、雪のあるところまで1時間半以上歩きましたから・・・


えっ?
まだ歩いていくの??
「もうわたしはここで待ってるね~💦」とDさんに声を掛けました( ̄▽ ̄;)
Dさんも、ほんのすこし進んだだけで、間もなく戻って来ました。
水を飲んで2分ほど休憩して、再び下り始めました。


明日のスキーする場所の様子が分かって安心しました。
シーズンの初めや終わりって、雪の具合がよく分からないので不安なんですよね。最悪、山スキーのつもりが、完全に普通のハイキング(残雪がちょっと邪魔な)にもなり得ます(^^;)


夕方~夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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