フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

高低差1600mをダウンヒル♩

ヨーロッパで一番標高の高い舗装路(2802m)に麓の町(1220m)からヒルクライムした時のお話です。


これは、2802mの地点から、峠(2715m)まで下りてきて。
ここボネット峠はフランスで3番目、ヨーロッパでは4番目に標高が高い峠道だというのに、どういうわけか、峠に看板がありません。仕方なしに「こっち下りたらニース」の看板とマイ・バイクを撮影。
この峠は県境で、わたしが登ってきた方の斜面はアルプ・ド・オート・プロヴァンス県、反対側(上の写真)側は、ニースが県庁所在地のアルプ・マリチーム県になります。


ひとつ前のブログに2802mの地点でカッコいいスポーツカーのグループの方たちとお話したことを書きました。わたしが峠にいると、皆さんも次々に下りてきました。
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峠道の911とか
皆さん、愛想よく手を振ってくれたり、ヘッドライトを付けてくれたりと感じよかったです。


峠から少し下りた地点で。
登りでは足を付きたくないので、写真はほぼ皆無ですが、下りでは何枚も撮るいつものパターンです😅
この日、GoProも持って行ってたので、ダウンヒルの動画をいくつか載せておきます。
どれも10秒ちょっとです。
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ボネット峠道1

ボネット峠道(要塞)2


ボネット峠道(要塞)3



ボネット峠道 4



ボネット峠道 5



ボネット峠道6



木のあるエリアに戻ってきました。
これは標高1800mくらいの地点だったと思います。


長いダウンヒルだった・・・
ようやく出発地点、ジョジエの町まで戻ってきました。
ε-(´∀`*)ホッ


ただいま、デミたん💖
ほ、、埃だらけだ・・・ゴメンね~😓


ジョジエから帰途につきつつ、通りがかった村の水場の前で車を停めます。


2晩テント泊でシャワーも出来ず、日中は自転車乗ったりして汗かいたまま、ドロドロでしたので、せめて足だけでも洗っておきました。冷たくて気持ちいい・・・


このままうちに帰っても良かったのですが、通り道になるグルノーブルの町の近郊に、ブログに最近少し登場した新しい友人Dさんのご実家があり、「今週末実家に来てるから南仏からの帰りに寄って来なよ」と言われています。


南仏お山地方からの長いドライブの休憩にもなるので、お言葉に甘えて寄らせてもらうことにしました。GPSに住所を入れて向かっている最中。お山がすぐ近い閑静な住宅街です。


涼しい風が気持ちのよいテラスで、Dさんのお母様も一緒に冷たい飲み物とおやつをいただきました。
お山がとっても近いので、わたしに勝るとも劣らないお山好きのDさん、週末はよく実家に戻られているそうです。


テラスでしばらくおしゃべりした後、散歩に出ました。
周辺のお山の説明をしてくれるDさん。グルノーブルを見下ろす高台に町があり、盆地なため気温が上がりやすいグルノーブルとは対照的に、結構涼しかったです。


この日はフランスが4連休だった週末の3日目(土曜日)だったので、「良かったら泊っていく?明日近くの山でハイキングできるけど」と言われましたが、自転車三昧、テント泊、そして長距離ドライブで疲れていて、月曜日に備えて明日はうちでゆっくりしたかったので、「また別の機会にハイキングしましょう」とお断りして、帰途につきました。


帰りに通り抜けたグルノーブルの町の川沿いのレストラン街。
ピザ屋さんなどイタリア系のお店がずらりと並んでいました。グルノーブルは、イタリアからの移民が多い町なのです。


長々と書いた、2泊3日のサイクリング&テント泊記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。

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