フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

時代に取り残されたみたいなカフェに入ってみた

6月上旬にフランスが聖霊降臨の祝日で3連休になった週末のお話です。
お山地方の友人Oさんちに遊びに来ていました。


Oさんの飼い犬、ボースロンのラフィちゃん。


Oさんとは午後に一緒にサイクリングをする約束をしていましたが、午前中はおうちの補修工事の用事があるそうなので、朝のうちはひとりで自転車に乗ってきました。
約30分間で300mほどの高低差を登って下りてくる短いコースです。


あまりにも短いので、だからと言ってさらに上り坂を付け加えて疲れすぎると、午後のサイクリングに差し支えるかと思って、普段はまずやらない「カフェ休憩」を試みました。
かといって、日本のロードバイク乗りの方たちのブログに出てくるようなお洒落なカフェではありません。


一応、由緒あるカフェなんです。
19世紀にナポレオン三世がこの地方の主要な峠に作るように決めたいくつかの旅籠「ナポレオン山小屋」の、現存する4つのうちのひとつです。
実は、この前の日に登ったノワイエ峠にもそのうちのひとつがあります。


時間が30年くらい前からストップしてるんじゃないかと思うような古めかしいカフェです。
古めかしいといっても、重厚な感じがする、とかこだわりのあるクラシックだ、というのではなくて、単に時代に取り残されたような感じです。


エスプレッソの値段も1,10ユーロと時代に取り残され系なのがいいです。


ちょっと、これどうなんですか??
色あせてゴワゴワになりつつあるポストカード達・・・
買う人あるんでしょうか(・・;)


このカフェの写真のある峠の絵葉書もありました。
マーモットの写真あるけど・・・わたしの知る限り、この峠のあたりにはマーモットはいません。峠の周辺のお山に何百メートルか登ったら出会えるとは思います(;^_^A


一番色あせてマズいことになっていたのはこの辺りです。
でも、ここらへん本当に雪がよく積もるんです。
冬に撮ったこのカフェが入っている写真を載せておきます
👇

どちらもデミたんの親バカ写真ですみませんm(__)m


午後は暑くなるという予報でしたが、朝はまだ涼しく、爽やかなライドとカフェ休憩でした。


さて、サイクリング午後の部です。
まずは朝と同じ峠まで行き、そのままスキー場のあるさらに少し高い町まで登ります。
その町から始まる峠道を登ります。平均5,5%の比較的なだらかな山道です。


ひとつ目の峠とスキー場のある町までは、Oさんの方が早かったのですが、今シーズンまだほとんど山道を登っていないOさん。数キロ以上続く登りがキツく感じるみたいで、2分遅れくらいで到着。その後ろに見えるのは電動アシスト自転車のおじさまで、少し前のヘアピンカーブで抜かさせてもらいました✨


標高1573mのモワシエ峠。
今登ってきた斜面は楽なんですが、反対側がめちゃくちゃしんどいよ、と前日にノワイエ峠で出会った3人組のベテランサイクリストさん達が言っていました。
・・・と、Oさんに話すと「確かに。よっしゃ、明日行こう」と(;'∀')


電動アシスト自転車のおじさまとその奥様と、ふたりとおしゃべりするOさん。
正面に見えるお山の名前を教えてあげていました。


峠からダウンヒルしつつ。
結構な急斜面に放牧の牛さん達がいました。
ついつい立ち止まってしまうわたし。Oさんはまさかわたしがいちいち、牛さんのところで止まるとは思っていないので、はるか遠くです。


暑くなるかと思っていたのに、雲が出てきたおかげで、バテるほど暑くなることはありませんでした。


またおった\(^_^)/
若い牛さん達も多いです。可愛いなぁ・・・親子かな?


おっぱい飲んでる😻結構大きいのに・・・
可愛い✨


午後ライドの記録。
夕方からお買い物に行きたかったので、手ごろな距離&高低差のライドでした。


3連休最終日(完全に自転車合宿)に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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