フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

復活目前ランドローバー

ひとつ前のブログに書いた、Dさんとの半日ハイキングの午後のお話です。
ハイキングした場所から、別の友人Oさんの実家が近かったので寄せてもらうことになっていました。
放牧をしている知人を、ディフェンダー(ランドローバー)を使って手伝っていたOさんの息子さんが事故って以来(本人には怪我はなし)、傷んだまま実家に置いてありました。それを最近修理しているので、週末はよく実家に帰っているということです。


デミたんで到着しました。
話には聞いていたけれど、事故った後のディフェンダーを見るのは初めて。
うわ、思った以上に原型を留めていませんΣ( ̄□ ̄|||)
でも、これでもだいぶ作業が進んだんだとか・・・
ちなみに後ろに写っているのは、Oさんの知人が「修復する際の見本に」と貸してくれた同じタイプのディフェンダーです(;^_^A


こんなですよ・・・
よく、これを修理しようと思ったな~と感心です。
「そりゃ大変だけど、また買うよりは安い」とOさん。
なるほど・・・昔から実家にはディフェンダーがあったので、どんな修理も出来る自信があるんだそうです。


しかし、ここで出来る作業には限りがあり、見本のディフェンダーを貸してくれている知人のガレージにも行くということで、ついていって見せてもらいました。


ランドローバーの古い廃車が何台もありました。
修理するのではなく、部品をここから調達するんですね・・・


ディフェンダーが中心だけど、いくらか違う車種もありました。
これは初期のランドクルーザーかな?


山岳救助隊の所有だったランドローバーもありました。


作業スペースはこんな感じです。
修理工場のように見えますが、別のお仕事をしておられるOさんのお友達が、趣味で持っているガレージなんだとか。
中央に置いてあるのが、Oさんのランドローバーの一部になります。


この日は、窓ガラスの周辺にゴムを挟む作業(もっと良い言い回しがあると思うのですが、よく分からないので失礼💦)
なかなか思ったようには進まないものの、「ああでもない、こうでもない」と最終的につじつまを合わせてしまうのはさすがです。
右はOさんの息子さん。自分が壊したので(;''∀'')かなり作業に協力しているようでした。
この日は、もう十分に作業したので飽き飽き、今から自転車しに行こう、とOさん。
はいはい、もちろんデミたんの中に入ってますよ~


放牧のために移動中の山羊さん達の群れに出会いました。


そんなにしんどくない峠道があるってことで、行ってみました。


着きました。
確かにあんまりしんどくはなかったけど・・・


これ、登ってきた道。
峠からの写真です。


これ、下りていく道。
あの・・・視界、ゼロなんですけど(◎_◎;)
ただの林道となんら変わりない・・・


一度下りてから、しばらく走って登ってきた道の方がずっと景色が良かったです。


Oさんが撮ってくれたけど・・・撮る時に「撮るよ」と言ってくれないのが玉に瑕です。


下りてきます。
あー気持ちいい♪
傾斜のキツい道のダウンヒルは苦手なんですが、このくらいは怖くなくてちょうどいいです。街中で一度コケて以来(スピードは全然出てなかった)、ダウンヒルがこわくなっちゃったんですよね・・・


Oさんにしては、うまく撮れていました(^▽^;)
午前中にすぐ近くにいた、グラン・ヴェイモンとモン・テギーユが中央やや右に見えています。




わたしの大好きな品種、アボンダンスの牛ちゃん達が💖
ついつい自転車から降りてしまいますね~(^▽^;)


Oさんのご実家でご飯を頂きました。


ワインはわたしが手土産に持って来たアルザスワインです。
そこそこ辛口なことが多いリースリングですが、これはまったりとしていて、一味違うのです。リヨンで1年に一度ある大きなワイン市に出店している生産者さんのもので、色んな種類のワインがどれもとても美味しくて、値段は控えめなのでもう何年も前から買っています。


サラミも私が持って来たものです。
南仏のボネット峠道をヒルクライムした時に、麓の村のお気に入りの肉屋さんで6本購入したものが、まだ少し残っていたのでした。


メロンやスイカが前菜というのは日本ではあんまり考えられない感覚ですよね(;^_^A
でも、デザートに出てくることもあります。
胡桃とブルーチーズのミニケーキがとってもおいしかったです。真似しよ~(^^♪


お庭野菜のラタトュイユ。
茄子が中心で、茄子好きのわたしには嬉しい✨
それに、ラタトゥイユというと、トマトまみれなことが多いので、こんなにトマトが少ないのは意外で、でもおいしかったです。。


えらい可愛いケーキが出てきました。
お母さま手作りのシャルロット・オ・フランボワーズです。
お庭のラズベリーなんですよ。ソースも、小さ過ぎたり、潰れてしまったラズベリーを使った手作りでした。


中はシンプルにシャンティ―(ホイップした生クリーム)でした。
うま~~Σ( ̄□ ̄|||)
もちろんお代わりしてしまいました。1回しかしませんでしたが、2回したかったです。


南仏の知り合いからもらったという完熟アプリコットも。
お腹いっぱいでひとつしか頂きいませんでしたが、とっても甘くてジューシーでした。


お読みいただいてありがとうございました。

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