フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

フランス再入国&ダウンヒル

友人Oさんと先月、フランスとイタリアの国境になるアニエル峠にロードバイクで登った時のお話です。
前夜はテント泊だったので、早い時間に出発することが出来ました。峠へはおそらくフランス側からは一番乗りだったと思います。その後、イタリア側に少し(高低差で650mか700mくらい)下りてから登り返してきました。  


再び着いた峠は、サイクリストさん達で賑わっていました👇

仏伊国境・アニエル峠


この日の午前中は、サイクリング・デーということで、車は通行止めになっていたため、とても気持ちよく登ることが出来ました。ここオート・ザルプ県では主要な峠道を夏の間、1~2回半日通行止めにする(すべてが同じ日ではなく、バラバラに)、サイクリング・デーがあります。


サイクリストさん達はみな絶景と、達成感でご機嫌です。話も自然と弾みます。
黄色と青のお揃いのサイクリングシャツを着ていた数人のグループの方たちとお話しました。黄色いウインドブレーカーを来たマダムは、なんと76歳。自転車歴数十年のベテランなのかな~って思ったら、そうでもなくて「わたし専用のちゃんとしたロードバイクを買ったのは70歳になってから」なんだそうですΣ(゚Д゚)
50前でロードバイク始めたわたしは、かなり遅い方だと思っていましたが、元気でさえいれば、歳を重ねたうえでも新しいことは始めることが出来るんですね✨
マダム、カッコいいです(≧∇≦)


車やバイクが来ないので、安心して下りて行けます。


峠の少し下に、ヒュッテがあります。主にハイキング客向けですが、道路上にあるので、サイクリストさんも泊まることがあるかもしれません。
なにやら振るまってくれている様子なので、見に行ってみましょう(^▽^;)


大型の魔法瓶(タイガー製でした😅)には紅茶が。
それか、シロップ水。


ピザ的なものが2種類、大きな天板で焼かれてそのままカットされていました。


こちらはアーモンド入りの柔らかい目のビスケットです。
この日はサイクリング・デーだったので、地元観光局とこのヒュッテのコラボで、サイクリストさんに地方のプロモーションをしているようでした。


ヒュッテ前に、不思議なもので旅をしている方が休憩しておられたので、見に行くOさん。
これ、たまーに見かけるけど、トラックとかバスとか高い運転席から見えにくいんじゃないかな、危なくないのかな・・・と心配になります(・・;)


ヒュッテの辺りから。
7月だったので、まだお花がいっぱい咲いていました。今年は積雪が例外的に少なく、雪解けが早かったため、お花もシーズンが前倒し気味です。しかも、この夏はほとんど雨が降っていないし、今頃は草紅葉が進んで、もう秋の景色になっているかもしれません。


サイクリング用看板。
フランス側は全体的になだらなものの、最後の数㎞はそこそこ急でした。


さらに下りていきます。まだ登ってくる人も結構ありました。
この日はそんなに猛暑ではなかったし、標高も高い(峠で2744m)ので、そんなには暑くなくて午後でも登れる感じでした。


なだらかなエリアまで下りてきました。
あまりブレーキかけなくていいので、手が疲れなくて助かります。


Oさんの車を停めている地点まで戻ってきました。
テントが張ってありますが、ここで昨夜寝たのではなくて、朝露で濡れていたので、乾かすために少し広げていただけです。


適当なテーブルがあるところまで、車で移動しました。
いつもレストランとかに入らずに、ピクニックばっかしてるので、どこに景色のよい使い勝手の良いテーブルがあるか、ということは結構詳しいです(≧∇≦)


昨日の晩ご飯の残りと、メロンと生ハムです。
昨夜、ニース風サラダに出し忘れたゆで卵も(^▽^;)
冷凍したペットボトルと共に保冷バッグに入れていたので、大丈夫でした。
あとはもちろん、サラミとチーズとパンです。


峠でおしゃべりしたおじさまサイクリストさんが通りがかったので、メロンをおすすめしました。


アニエル峠サイクリング記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。

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