フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

大学生の長男と自転車

大学生の長男は今年の前半は留学していたり、帰って来てからもアルバイトに行ってたり、彼女や彼女の家族と時間を過ごすことも多く、次男と比べてあまり一緒にお出掛けする機会がありません。
先月、自転車を買い替え、以前のちょっと大き過ぎた自転車もまだうちにあります。
長男が珍しく予定のない日があったので「自転車一緒に行ってみる?」と聞くと、意外にも「いいよ。楽しみだね」と乗り気です。


長男には自転車を貸したことが何度かあるので、ロードバイクには乗れるものの、町中しか走ったことがないので、山道を登れるかどうかは分かりません。でも「普段お母さんが行ってるみたいな、眺めがいいところを走りたい」と言うので、定番にしている近場の丘陵地の短い目のコースを走ってみることにしました。


サイクリストシャツっぽく見えるのは、サッカーのユニフォームです。
一見、サイクリストっぽく見えるけど、サングラスがイケてませんね(;^_^A
うちから自転車で出発することもあるコースですが、町中を抜けるのにも1時間くらいかかるので(しかも必死で漕いで)、その辺を端折るために車で丘陵地の始まる辺りの町まで来ました。

わたしはオッさんっぽく見える全身黒コーディネートです。
長男のサングラスほど町中仕様ではないものの、わたしもまだサイクリング用のサングラスは持っていなくて、1000円くらいで買った普通のやつです。山スキーもこれなので、もうちょっとましなの買おうと思いつつも、ついつい後回しに・・・


いきなり峠に登ることもできるエリアですが、まずは緩めの山道で隣村まで登った後、峠に向かう道を選びました。


町中のちょっとした上り坂は走ったことがあるものの、何キロも続く山道は初めての長男。


しかも周辺にいくつもある峠の中で一番低いものです。
ここまで30分弱くらいだったと思います。


少し後ろを走っている長男を待ちます。


あっ、来た来た。
自転車レースっぽくガッツポーズしてみてます( ̄▽ ̄;)


「キッつーーっ!」と長男。
以前は水泳、今はサッカーやボクシング、筋トレとスポーツはそれなりにしている長男ですが、自転車で坂を登る筋肉とは違うのでしんどいみたいです。
少し休憩してもらいました。このあと反対側に下りた後、ふたつ別の峠に登ります。


ふたつ目の峠に到着です。


長男到着です。
しんどかった!と言いつつも足つきはなしで登ってきました。
わたしだったら、この程度の道は、初めてロードバイクに乗った頃には足つきなしでは登れていなかったはずです。さすがは男の子、体力あるな~
ここから次の峠まではあまりしんどくないよ、と言うと「じゃあ休憩なしでいい」と長男。


3つ目の峠に向かう途中で。
放牧の牛さんが。


長い目の前髪と、立派な角が特徴的なサレルス(またはサレール)種の牛さん達です。
この後間もなく、3つ目の峠に到着しました。
この後、村をひとつ経由しますが、峠から2㎞くらいは登るものの、緩やか(確か4~5%くらい)です。それを伝えると、じゃあ休憩なしで大丈夫、と長男。


登りが終わる地点で長男を待ちました。


もーあかん!と長男。
「今日はもう登り坂はないよ」と言うとホッとしていました(^-^;


高台にあるちょっと可愛いイズロン村。


おばさんというより、完全におじさんなわたし。


何度も自転車で来たことのある村ですが、初めてカフェに入りました。


エスプレッソを注文。
トイレを借りて、お水を入れさせてもらいました。


日曜日で、村の中心地でマルシェをしていました。
以前にも一度買ったことのある山羊乳チーズ屋農家の方がいたので、つい寄ってしまいました。


とっても美味しかった思い出が✨


ウエストポーチにMax詰め込みました。


車を停めている町まで戻ってきました。


この日の親子ライドの記録です👇

初めての山道サイクリングにしては、頑張った長男。
もう懲り懲りかな?と心配していたら「また行きたい」と意外な言葉が💖


ウエストポーチ内で少し歪んでしまったフレッシュなチーズ3つ&少し熟成された大きめのチーズ。どれも美味でした。特に、右側の蜂蜜&ローズマリー風味のフレッシュチーズは、高級レストランで出てきてもおかしくない!?繊細な風味でした。
車での帰り道に寄ったお店で買ったパンもとてもおいしかったです。


お読みいただいてありがとうございました。

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