フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

素敵なJさんちにお邪魔した

アラフィフとは思えない、スポーツ万能で可愛らしいベルギー人の友人Jさん。
ブログにも何度か登場しています。
今年の9月👇

ガリビエ峠道の両方の斜面をヒルクライムした時の1枚。


Jさんとは、わたしのロードバイクと山スキーの師匠である友人Oさんを通じて知り合いました。今ではOさん抜きで会うこともあります。
ある日、Oさんと自転車合宿😅した帰り道、寄らせてもらうことになりました。


予定の時間まで、少し余裕があったので・・・


好き過ぎる峠道のひとつ、ノワイエ峠道を往復しときました♩


この時は今シーズン(春に冬季閉鎖が終わって以来)12回目のクライムでした(≧∇≦)
一番よく登っている峠道のひとつです。


下りてきて、車を停めている村に戻りつつ振り返って。
写真の中央が峠になります。


Jさんは民宿を経営しています。少し離れた村にある自宅に行くこともありますが、この日は民宿へ来るように言われていました。
広大な敷地に車を停めます。


来るのは1か月ぶりくらいでしょうか。壁のツタが真っ赤に紅葉していました。


いつもは繋がれていない飼い犬のオリアナちゃん。
なんでも、今朝近所の人を噛んだ(軽く、みたいですが)お仕置きなんだそうです。
わたしにはとっても懐いてくれているんですが・・・
面白いことに、この紐の先は、どこにも括り付けられていません。それでも、オリアナちゃんには、自分が罰せられていることが分かるので、大人しくしているんだとか。


民宿のテラスでお昼ご飯です。
「掃除に時間がとられて、ほんと簡単なものしかないんだけど」とJさん。
おしゃべりが目的なのでそんなことはどうでもいいです(^^♪


お庭トマトと、手作りバジルソース。
それとパスタ。
この後、地元のチーズが何種類かとヨーグルトがありました。


デザートはわたしが買ってきた胡桃ハチミツタルト。
このブログに何度も出てきている養蜂農家とパティシエがコラボしている(親戚)お店のもので、好き過ぎる峠道とJさんちの中間くらいにあるのです。
Jさんもこのお店はよく知っていて「あっ、それは手が止まらなくなって困るやつ(^▽^;)」と喜んでくれました。
ちなみに、右に写っているのは、Jさんの彼氏の息子さん(確か8歳)です。


ご飯の後も、しばらくコーヒーを飲みつつお喋りを続けた後、「ねえ、今庭にフルーツがいっぱいあるのよ。持って行きなさいよ」とJさん。


リンゴ、洋梨、カリン・・・
民宿の雑用が多過ぎて、中々収穫できないうちに地べたにどんどん落ちて傷んでしまうんだそうです。「好きなように、きれいなのを拾うなり、木から取るなりして持って帰りなさいよ、わたしも手伝うから」とJさん。


これはボリジ(フランス語でブーラッシュ)。
お花は食べられるし、葉っぱはスープなどにできるというので少し頂きました。
調べてみたら、コスメにも使えるハーブみたいですね。
お花は甘い味がします。
Jさんは、民宿のご飯の飾りによく使うと言っていました。


木のケースがあっという間にいっぱいに。


うちに帰って種類別に分けてみました。
リンゴたちと・・・


カリンたち。
洋梨は撮り忘れました。


あまりにもたくさんあったので、半分くらいをコンポートにしました。
1度はリンゴ、洋梨、カリンを全部使い、もう1度はリンゴとマルシェで買ってきたマンゴーで。どちらにも、バニラビーンズを使いました。
上の写真は、マンゴーを入れた時のものです。市販のリンゴのコンポートの種類にそういう組み合わせのものがあって、おいしかったので真似してみたのでした。
他にラズベリーやプルーン風味などのリンゴのコンポートも売っています。


少しの砂糖と一緒に煮て(マンゴーは火を通しませんでした)、ミキサーにかけるだけですが、飛び切りおいしいコンポートになりました。


ボリジはポロ葱とジャガイモ少々と一緒にスープにしました。ボリジ自体は大した量ではなかったので、あんまり味がしなかったけど😅イラクサのスープみたいな感じでした。


スープもコンポートも、Jさんの手入れの行き届いたセンスの良い素敵な民宿とお庭に想いを馳せながらいただきました。


お読みいただいてありがとうございました。

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