ツールも通るグネグネのやつに登ってみた
今年のツールドフランスも通った「グネグネのやつ」こと、ラッセ・ド・モンヴェルニエを含む周回コースを、今月上旬にロードバイクで走ってきました。
「ラッセ・ド・モンヴェルニエ」のラッセとは靴紐のこと。転じて、ヘアピンカーブの連続する山道のことも指します。
まさにブーツの靴紐のごとく連続したカーブ具合が有名なサヴォワ地方の道路です。
画像はネットからお借りしたものです。
道路の全景が写る写真は、ドローン以外では難しいようです。
この「靴紐」は、ショシー峠(1533m)という特に有名ではない峠道の最初の部分になっています。
先日ブログに書いた「グランドン峠→ラ・クロワ・ド・フェール峠→モラール峠」の周回コースのほぼ最後の辺りで、この「靴紐」の麓を通り「ああ、これも有名なのに登ったことないな…」ということに気付いてしまったのでした😅
上の写真を見る限り、ものすごい傾斜の道路のようにも思われますが、実際の傾斜は8パーセント台と、ちょっときついめだけれど、普通の範囲の山道です。
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ツールドフランス関係のサイトからお借りしました。
車でサヴォワ地方へと向かう途中、結構強い雨が降ってきましたが、30分ほどでこの日の予報「曇り時々晴れ」通りの、そこそこのお天気に回復し、ε-(´∀`*)ホッ
「靴紐」に一番近い麓の村の小さな駐車場に車を停めました。
いざ、出発です。
足つきしたくなくて、途中の写真は撮らなかった代わりに、ストラバのグネグネの部分のセグメントを。
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平均時速11,3㎞で登りました。
今年のツールドフランス第11ステージの行程では、アルベールビルを出発後、この日最初の山道としてこの「靴紐」を登ったようです。その後ガリビエ峠を経由してオート・ザルプ県に入り、グラノン峠がゴール地点でした。
グネグネ部分の後は少し緩やかな傾斜になります。
間もなく、モンヴェルニエ村に到着しました。
この日は大して寒くはなかった上、山道登って汗かきかきになったため、上着を自転車に括り付けました。
この後も登りが続きます。
峠までの傾斜はこんな具合です👇
平均7,5%が約14㎞続く、そこそこきつい山道です。
はい、着きました、ショシー峠(1533m)です。
車を停めた地点からだと約1040m登りました。
雲海になっているけれど、全体的に曇り空なのが残念です。
このところ、かなりの頻度で出てくる台湾製餅菓子でエネルギー補給。
お水も出るのでチャージしておきました。
峠の全体図。
右下に峠の看板&マイ・バイク、
左の木の辺りに写っているのが水場です。
奥の建物は、シーズン中はカフェとして営業しているようですが、11月は完全にオフシーズンということで閉まっていました。
ずっと曇り空の下漕いでいましたが、この時少し日が射してきて、初めて自分の陰が出来ました✨
さて、この後は反対側に下りていきます。
しかし、ダウンヒルして終わり、ではありませんよ~(^▽^;)
この日のメインイベントはこれからなのです。
これが待っています👇
(ヒルクライム専門サイト「アルプ・フォーエバー」からお借りしました)
今シーズン前半に一度登っているマドレーヌ峠です。
平均8%が20㎞近く続く、アルプスでも厳しい峠道のひとつでツールドフランスでも超級に数えられています。この日は周回コースの一部のため、一番下から登るわけではなさそうなのですが(あまり下調べしていなくて、どこから登ることになるんだかよく分かっていない💦)、最後らへんだけというわけではなさそうです(;^_^A
下り始め。
せっかくちょっと日向になったかと思ったのに、霧の中に突入です(T_T)
後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。