フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今シーズン初めてスキーした時の話

少し前に「速報」としてほんの少しだけ報告しましたが、先月、今シーズン初めてスキーをした時のお話です。


11月の半ば。しばらく会っていなかった友人Oさんから「今週末、スキー持ってこっちに来いや。少し雪が積もり始めてるみたいやから」との連絡があり、いそいそと準備をして出発しました。スキーだけでなく、ロードバイクも積み込みました。Oさんちの周辺は、いい山道がたくさんあり、ちょっとした隙間時間で自転車に乗れるので、念のため・・・


Oさんちに向かうちょうど真ん中くらいの地点でマジックアワー&雲海という最強の風景に出会いました。


Oさんちに着くと、頼りになる一台が待機していました。


このブログではお馴染みのディフェンダーです(ランドローバー)✨
ピックアップの荷台の部分にスキーの準備を積み込みました。ちなみに、Oさんからは「シーズン初めは雪の量が少なくて、石ころで板を傷めがちだから、古い方の板持っておいで」と言われていました。Oさんも同じく、以前に使っていた古い板です。


お山に向かいつつ。
羊が高いところから下界の村へと、羊飼いさんや牧羊犬に誘導されて下りてくる最中でした。写真では伝わりにくいですが、みんなして走っています(^^;)


下界はまだ草が青々としていたので、「ほんとに雪あるの?」と半信半疑でした。
その前の週末に、別の友人Dさんとハイキングした場所も、雪はあったもののとてもスキーが出来るほどの量ではなかったし・・・
でも、四駆でぐんぐん登っていくうちに、予想は良い意味で裏切られることに😊


「この辺からだとスキーで歩ける」とOさんが判断した場所で、車を降ります。


板や靴を取り出すOさん。


うお~っ、ちょうど6か月ぶりに履くスキー靴。
ドキドキします。


辛うじて雪のある斜面を、Oさんに続いて登り始めます。


わたしのスキーは、ブログに何度か登場している「レべチなサイクリスト」であり、それ以前に「超レべチな山スキーヤー」である友人Mさんからもらったものです。彼女は先日、ヴァルトランスで行われたスキー・アルピニスム(競技としての山スキー)の世界大会では5位でした(不本意だったみたいですが😅)。スキー・アルピニスムの女子スプリント部門の現ヨーロッパチャンピオンでもあります。
そんなどえらい人の板を、初心者のわたしが使っているのおかし過ぎるんですけどね😂


積もり具合はこんな感じで、いかにも晩秋の積雪といった感じでした。

スキーで安心して滑るには、しっかりと厚みのある辺りまで結構登らないといけません。


雪が最後に積もってから何日か経っているようで、融けてきているところも多いです。
登る時には、裏に滑り止めを貼っているので、板が直接傷むことはありませんが、下りではこの辺りはスキーは外して持って歩くことになりそうです。


20分ほど登ると、スキーするのに困らないだけの雪の量がありました。
うさちゃんの足跡がうっすらと見えています。


1時間くらい、ゆっくりときりのいいところまで登りました。
標高2400m台でしょうか、この辺りは十分な雪の量でした。
この、板を立てているのは実はテーブルで・・・


軽くランチ休憩をしました。
いつもながら超シンプルなチーズ、ハム、チョリソーにパンというメニューです。


お腹も満足したので、下りていきたいと思います。
滑り止めを剥がす・・・といった当たり前のことも、とっても久しぶりで新鮮(#^^#)


スキー靴の後ろのレバーをブロックするとか、ビンディングの後ろの部分を下りのポジションにするとか、懐かしいことばかりです(^▽^;)


うわ💦
めちゃドキドキする💦💦
怖いな~💦
スキーができるようになって、まだあまり経っていないので、シーズン初めには自分がスキーできるということを忘れがちなんですよね(;^_^A


少し下りた辺りで。
は~っ✨雪山はやっぱり好きです(*´▽`*)
青空と白い山のコントラストがたまりません。


後半に続きます。
お読みいただきありがとうございました。


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