南仏・カランク 第二弾(その2)
マルセイユの市内中心部に予約していた安ホテルに1泊してのカランク散策。
2日目は朝起きるとあいにくの小雨…天気予報ではお昼ごろから回復に向かうようなので午前中はマルセイユ市内を観光することに。カランクは急な岩場も多いので雨の時は歩きたくありません(-_-;)
ホテルは市内観光スポットとそう離れていなかったので徒歩で観光することに。
同じ通りに路駐していた自分の車の前を通ると・・・なぜか生卵が投げつけられていました(;´Д`) わたしの車だけです。雨で少し洗い流された様子だけど、一体どうして。。窓ガラス割られてたよりはましかもしれませんが。
腑に落ちない気分で散策開始。マルセイユの象徴ともいえるノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院を目指します。市内観光するつもりはなかったのであまり知識もないため、とりあえず一番よくマルセイユの写真に出てくる教会、そしてその後は旧港にでも行ってみようと思います。地図もないのでグーグルマップ頼りです。
あ、わたしの車みたいに卵ぶつけられてる車が1台ありました。周辺ではこの1台だけです。何なんだろう・・(◎_◎;)
これでもかと路駐してあります。一番後ろの車、出られないですね。
リヨンのノートルダム・ド・フルヴィエール寺院と同じように高台にあります。
様式にも少し共通点があり、同じような時代に建てられています。
はい、着きました。標高149m!
マルセイユの町が一望できます。
さて、港に向けて下りていきたいと思います。
旧港近く。面白いオブジェが。
観光スポット、旧港に到着。漁師の人たちが魚を持ち込んでマルシェをしていました。
規模の小さい家族経営の漁師のようです。
サイズ的にはカツオっぽいけど、模様が違う…身はどちらかというとマグロのようです。
日曜だったので一家の子供も漁に参加していたようです。
ごちゃ混ぜです(;´∀`)
これは…貝の蓋の部分を売ってるんですよね。手芸とかアートに使う人があるようです。
サザエみたいな貝も、もちろん食べられるんだとは思うんですけど。
うおっ、おいしそうなイカ(;´∀`)
先ほどまでいたノートルダム・ド・ラ・ガルド教会が。
旧港から少し離れます。
港から高くなっている古い住宅街に足を向けます。
味のある下町といった景色があちこちに見られます。
工事中の建物があり・・・なぜか大きな熊のぬいぐるみが。
え?工事用マスクに騒音防止の?耳あて(ハローキティ?)に手袋、サンタクロースの帽子・・・
よく分からんけどマルセイユ風のユーモアなのかもしれません。
おおっ、洗濯物出しまくりでイタリアのようです。それでも何となくいい雰囲気。
マルセイユ、そんなイメージなかったけどなかなか素敵な下町風景があります。この辺りはパニエと呼ばれる地区。
なんじゃこりゃ(*_*) 面白すぎます。マルセイユ、恐るべし・・・
普通ならマリア様が厳かにおられる場所なのですが・・・多分壊れたとかで不在だったのでだれかが前衛的マリア様を祀ってみたんでしょうね。だって一緒に赤ちゃん(=キリスト)もいるし、きっとマリア様のつもりでしょう。
この辺りからアーチスト地区に入るようです。先ほどのマリア様?も誰かアーチストの作品なのでしょう。
みんなしたい放題です(;´∀`)
この通りは通りそのものがギャラリーのようになっていました。
壁のアートも半端じゃありません。
観光汽車とすれ違いました。
おしゃれな店が軒を連ねます。坂になってることとか情緒ある辺り、ちょっとパリのモンマルトルを彷彿させられる地区です。
こんな素敵な地区に素敵なお店が。なんだかとっても広いんですが、初め骨董品屋かな?とゆっくり素通りしかけたら店主が客引き(?笑)してきて、ついつい中に入ってしまいました。
まぁいわゆるセレクトショップっていうんですか、いろんなジャンルのもの(服、アクセサリー、家具、キッチン用品などなど)がおしゃれに並べられています。センスの良さにうっとり。値段もびっくりするほど高くはなく、地元のアーティストのものを中心に置いていますのことでした。マルセイユ在住の女性アーチストの可愛いブレスレットが20ユーロくらいであったので衝動買いしてしまいました。今回マルセイユでした唯一の買い物となりました。ご飯はすべて自炊だったしカフェにも入らず(^^;
ワインバーもあり、簡単なご飯も食べられるみたいでした。次回マルセイユに行ったらぜひ行きたいと思っています。
ミニペタンク場がカウンターに作られていて遊べるようになっていました。
さて、時間もお昼前。お天気も予報通りに回復してきました。車を停めているホテルのある通りまで戻って今日もカランクを歩きたいと思います。
その3(最終回)に続きます。