フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ヴュー・シャイヨール(3163m)頂上へ

夏山で2度登っているお山、ル・ヴュー・シャイヨール(3163m)に山スキーで初めて山スキー(バックカントリースキー)で挑戦したときのお話です。


標高2300m台の峠。
これは1か月くらい前の話でここまではほとんど全く雪がなく、スキー板と靴を背負って約1時間半、運動靴で登ってきました。


リードしてくれるのは、山スキーの師匠である友人Oさん。
峠周辺も、雪の量はギリギリです。
一応スキーを履いて登り始めましたが、石があちこち出っ張っているので、下りてくるときは注意が必要です。


大きな岩の間を登っていきます。
ここら辺の岩も真冬は完全に雪に埋まっています。


一枚撮ってもらいました。
前日に買ったばかりのブーツです。
板も白で、雪にカモフラされてほぼ全く見えないのが写真映えしなくて残念(;^_^A


どんどん登っていきます。
相変わらず雪が薄っすらですね(・・;)
帰りは板を傷めないように気を付けないと。


峠方面を振り返って。
中央の稜線上の凹んだ部分が峠です。


奇妙な形をした岩の隣にやって来ました。
ここはですね・・・


夏山だとこうです(^^♪
2021年8月、避難小屋泊ソロ一泊ハイキングの帰りに、この摩訶不思議な岩の前でマイ・オスプレー(ザック)を激写していました。


目的地のル・ヴュー・シャイヨールが奥に。
マイ・影を撮っておきました。


ジグザグに登っていきます。
Oさんは何度も登っている、超お馴染みの山なので安心です。


お天気が良くて、景色も良くてハイテンション✨
登っているときに、何枚も写真を撮ってもらってしまいました。
滑っている最中は撮ってもらいにくいんですよね。


ひとつ上の写真の辺りまで、トロいわたしをOさんは要所要所待っていてくれたのですが、頂上の少し前から容赦なしにスピードアップし、置いていかれました(T_T)
ロードバイクでは結構ついていけるようになったんですが(初夏、まだOさんがあまりたくさん乗っていなかったときなどは、わたしのほうが早く登れることもあったくらいでした)、山スキーでは全然追いつけません_| ̄|○


頂上にふたりのハイキング客が見えます。
この日はここまで、ソロのスキーヤーひとりに出会いましたが、スキーでもスノーシューでもないツボ足のかなり新しいトレースがありました。
どうやらその方たちのようです。


着いた~💖
ル・ヴュー・シャイヨール(3163m)、徒歩で750mほど、峠からはスキーで800mほど登りました。


わたしが到着して、ほぼ入れ替わりに二人の登山客が下りていかれるところでした。
すぐ地元のご夫婦でした。普通のゲレンデスキーは好きだけど、山スキーはできないので徒歩で登ってきたとおっしゃっていました。
ところで、背景の地面にこんもりとしているのは、頂上のケルンです。
これが夏山だと・・・


昨年8月に登った時の頂上。
雪に埋もれたケルンよりも、小高く石が積まれています。
気温が高くて、これは朝の7時台でしたが遠景が霞んでいました。


頂上&下山編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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