雪の山荘・2日目
先月、友人DさんとDさんのお友達の別荘に滞在させてもらってスキーハイキングをした時のお話です。
別荘からの景色。
昨朝は屋根に新雪が20センチほど積もっていたのですが、すっかり融けてしまっています。
前日はこの集落のすぐ後ろにある山に登ったので、直接スキーで出発しましたが、今日は車で多少移動したところから歩き始めることにしました。
車内に置いていたペットボトルの水が凍っていました。
車内の気温はマイナス8度と表示されていました。この集落は1600mもあり、真冬はマイナス15度とかはごく普通だということです。
車から見える、谷の反対側山肌・・・
中央やや左をご覧ください。
ズーム👇
なんと、きれいなハート型になっているんです💖
雪のない時だと、おそらくここまでははっきりと分からないんじゃないかと思います。
周辺で一番大きな村、アルジャンティエール・ラ・ベッスまで下りてきました。
このエリアにピュイ・サン・ヴァンサンというそこそこ有名なスキー場があり、その少し先の極小スキー場から歩き始めました。
ご覧のように少し歩かないといけませんがこの少し前にDさんと行った避難小屋合宿では1時間近くスキーを担いだことを考えると屁でもないです。
しばらく登った辺り。
後方に道路や建物が写っています。
わたし達の前に30歳くらいの男性とそのお父様という二人組スキーヤーさんがいて、抜かしがてら少しお話をしました。地元なので、今シーズン何度も登っているとのこと。傾斜がなだらかな山なので、この時期のように雪崩予報が少し高い目(しばらく5段階の3が続いていました)の時は心配なく登れるのでここに来るんだそうです。わたし達ももうひとつ行きたいところがありましたが、同じ理由でこちらをチョイスしたのでした。
もうスキー場は営業していなかったので、誰もいないゲレンデを30分ほど登った後スキー所以外を登っていきます。これは1時間ちょっとくらい登ったところだったと思います。
2日ほど前に積もったばかりで、良さそうな雪質です。
滑るのが楽しみ(^^♪
やれやれ、キリのいいところまで登ってきました。
駐車場から2時間弱、900mくらいの地点です。
ここで休憩するのかと思ったら、Dさん、全く立ち止まらずそのまま進んでいきました😂
ちょっとした稜線のようになったところを進みます。
さすがにお腹が空いてきてDさんに「ちょっと休憩!!」と要請しました。
ドライフルーツとかビスケットとかを立ったまま。
雪山を登る時って腰かけるところがなくて、立ったままの休憩がほとんどなんですよね。
4~5分の休憩を終えて再び歩き始めました。
頂上はどうやら左の出っ張ったところみたいです。
出っ張ったところに近づいていくと、こんな感じでした。
後ろから登ってきたソロハイキング客の兄さんとお喋り。
サヴォワ地方のスキー場で働いていて、1週間のバカンスでこちら(南方面のアルプス)に来たんだそうです。
感じの良い方で、3人で頂上まで歩きました。
頂上のケルンが見えてきたところです。
おお、立派なケルン✨
ラ・ブランシュ(2953m)頂上に着きました。
サヴォワの兄さんに撮ってもらいました。
お山談議が尽きない男性軍。
分からない話ばかりなので(^▽^;)放っておきました。
ひとり保温マグのコーヒー飲んでるところです。
Dさんを呼んでご飯にしました。
サヴォワの兄さんはご飯は食べないで下りていかれました。
地元のお肉屋さんで買った田舎風パテが絶品でした。
コルニッション(ピクルス)が欲しいところでした(^^;)
後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。