フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

初登場の面々と山スキー

先月に「速報」として外国の避難小屋に泊まったという短い記事を書きました。
ようやく、そこまで追いつきました(;^_^A


昨年秋に自転車に乗っていて知り合ったCさんという方、そのお友達ふたりと先月山スキーに出掛けました。


Cさんちに集合しました。
朝ご飯を食べつつ・・・


ハイキング地図を開いて作戦会議です。
今回歩くのは南仏寄りのアルプスのユバイ渓谷と呼ばれるエリアです。


駐車場からしばらくの地点。
左がCさん。
真ん中のM君と右のH君はかなり若くて、M君のお母さまとわたしは同い年です😅この二人はアルピニスムをたしなみ、今回も実はわたしとCさんとは行き先が少し違い、翌日合流することになっています。


これはもう1か月も前のお話になります。マーモットたちがどんどん冬眠から見ざめ、頻繁に目にすることが出来るようになってきた時期でした。


雪のない林道を20分ほど登っていくと、ようやく雪が出てきました。


このくらいまとまった雪があるところまで30分以上歩きました。
駐車場は標高1900mもある村で、もっとすぐにスキーで歩くことが出来ると思っていたので、ちょっとがっかりでした。


わたしは直接スキー靴で歩いていましたが、男子たちは山靴で歩いていたので、スキーにチェンジするにも時間がかかります(^-^;


ところで・・・
この日は天気予報では曇り一時雨、夜からは明日にかけては晴れという予報でした。
駐車場では何とか晴れていたものの、どんどん青空がなくなってきて、ついに雪までちらついてきました。


雪が少しずつ積もり始めました(T_T)


わたしとCさんが歩くのが速く(てか荷物をかなりCさんに持ってもらっていますが)、M君とH君が遅い目なので、時々待ちます。


雪の降る量がどんどん増えてきました。
こんなお天気の悪い日に山スキーでハイキングするのはほぼ初めてかもしれません。少なくとも記憶にはありません。


湿った新雪は、スキーの滑り止めにくっついて歩きにくくなるので、ロウソクをこすりつけている男子たち。
M君は普通のサングラスを忘れて、滑る時、視界が悪い時用のゴーグルを付けています。


専用のワックスもありますが、別にロウソクでも変わりないそうです。
わたしはこの2~3週間前に山友のOさんとスキーした後に雪くっつき防止スプレーを処理してもらったのがまだ効果がありそうだったため、そのまま歩き続けました。


スキーを手に持って下りてくるH君。
せっかくスキーを履けたのに、時々雪が全くない場所を通らないといけないこともあります。残雪期のスキーハイキングの宿命です・・・


再びスキーを履きます。
シーズン初めと終わりは、板を外したり履いたりの繰り返しで、やたらと時間がかかるんですよね😅
この後間もなく、M君H君とは方向が違うので別れました。


しばらく登り続けますが、雪ばかりか風もひどくなってきました。
少し立ち止まってもらいます。
弱音を吐くのは好きではないのですが、辛い・・・辛いです😭
ただし、心の中でのみ叫びました。


わたしの上着はダウンジャケットだったので、Cさんが自分の上着を貸してくれました。


魔法瓶の紅茶にも救われました。


嵐、どうなる!?編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する