フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イタリアの避難小屋の朝

山友のCさんと2週末連続でフランスとイタリアの国境周辺のお山を散策したときのお話です。


早朝、トイレに起きた時の避難小屋前の景色。
曇りがちでマジックアワーになりそうにないので、この後、軽く2度寝しました😅


ベッドから見える避難小屋内。
とても清潔で設備も整った避難小屋でしたが、薪ストーブなどの暖房器具が何もないのが欠点でした。とはいえ、真冬というわけではないし、建付けがよく隙間風も入ってこないため、シュラフにくるまった上に毛布を被ると、全然寒くなくてとってもよく寝られました。


しばらくすると雲が少しずつ消えて晴れてきましたが、前夜から吹いていた強い風が全く収まる気配がありません。お天気が良かったとしても、あまり強風の中を歩くのは嫌なので、少し風が収まることを期待して小屋内でコーヒー(わたし)やハーブティー(Cさん)を飲みつつ、ゆっくりと朝ご飯の準備をしました。


じゃじゃーん。
避難小屋泊スキーハイキングとは思えない豪華な朝ご飯(*´▽`*)
重たいのに、色々持って来てくれたCさん、ありがとうございます✨


ゆっくりと朝ご飯を食べた後は、作戦会議です。
元々Cさんが考えていてくれた周回コースは、結構な急斜面を登ったり滑ったりするし、距離的にも結構長いので、あまりにも風がひどいと辛いことになるかも(わたしにとって…Cさんは山男なのでまあ平気みたいです)、と忠告してくれます。
わたしだって周回で帰りたいけれど、あまり根性がないので💦突風に飛ばされそうになりつつ怖い斜面を登ったりする気はしません。「それなら、往復で帰るのでもいい」と返事しました。


出発前にお掃除をします。


避難小屋前。
昨日はこちらの正面のお山を越えてやって来ました。往復で帰るのだったら、こちらに登ることになるんですが、小屋内でダラダラしているうちに少し風がましになってきたようです。


だとしたら、元々の予定通りにもっと左手にあるこっちのお山を越えて遠回りで帰ることが出来ます💖避難小屋の出入り口から見えていた山で、カッコいな~と思っていました。こちらから帰れるのは嬉しい(^^♪


ジグザグに登っていくCさんに続きます。


途中、平らなところを通った時に撮ってもらいました。
左手の斜面を登っていきます。最初は見えている通り、なだらかなんですが・・・


峠の少し前はかなり急でした。


雪がよい柔らかさだったので、クトー(スキー板にはめるアイゼン)を付けなくても登っていくことが出来ました。凍っていたりすると危険なので、迷わずすぐにクトーをはめます。


振り返りつつCさんがいっぱい写真を撮ってくれてました(;^_^A


峠に到着する寸前、傾斜が楽になってホッとしているところです。


マーモットの足跡が。


峠から反対側に下り始めるところです。


しばらく下りてから峠を振り返って。


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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