フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

幸せな雪山の朝

この冬2度しか避難小屋泊ハイキングに行っていなかったので禁断症状が出かけていたわたしを山友Cさんが連れ出してくれた秘密の可愛い避難小屋。秘密の、というのは避難小屋情報の専門サイトがあるのですが、この避難小屋はリストに入っていないのです。
なので「登山客がドッと押し寄せないように、仲のいい人以外には言わないで」と釘を刺されています(^-^; ここでも、場所は特定せずに話を進めていきます。


中二階で寝られるようになっています。状態はイマイチだけれどマットレスもあります。
薪ストーブの管みたいなものが見えていますが、残念ながら小屋内にストーブはありません。小屋内の気温は昨夜2度、今朝は1度でした。シュラフがマイナス5度まで大丈夫な冬用のものなので、特に寒い思いもせずに寝ることができました。


壁の角の所に小さな木の板が取り付けられており、これがハシゴ代わりになります。
とても狭い小屋なので、省スペースになってますね。ただ、結構難しいです。クライミング的な(^▽^;)
ちなみに、真下のベンチにもマットレスがあり(こちらは結構しっかりとしたもの)、ここでも一人寝ることができます。


とてもこじんまりとした小屋の割に、中は結構明るいのです。
というのも、大きめの窓がふたつもあるのです(*^^*)
これはそのうちのひとつです。


その隣に鏡があります。
えっ、これって車のミラーですね🤣


外に出てみます。
この雪の厚さ!雪が決して多くはなかった今年の冬以上の積雪量だと思います。


小屋に立てかけておいたわたし達のスキー。
既に日向になっており、小屋内よりも暖かいくらいです。


少し風がありましたが、ベンチを外に出して外で朝ご飯を食べることにしました。
市販のチョコレートチップ入りビスケットとパン、わたし製の蜂蜜&オートミールクッキー、フルーツとハーブティー、コーヒーという献立でした。


コーヒーのおかわりを飲みつつ、地図を広げて本日の作戦会議です。


荷物をまとめ、さっと小屋内を掃除を掃除します。


戸締りをして出発です。
雨戸やドアをきちんと閉めておかないと、強風でドアが開いてしまったりして小屋内に雪が積もってしまったり雨で水溜りが出来てしまったりと大変なことになります😓
また、ドアが開いているとシャモアなどの動物が入り込んでしまって、ドアが開けられなくなり、中で脱水・餓死してしまう例もあるそうです。


一晩お世話になりました。
ありがとう、避難小屋✨


レッツゴー♩


最終回に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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