フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

神々しく愛おしいお山の朝

友人Cさんと2泊ハイキングに出掛けた時のお話、3日目朝編です。
1泊目は避難小屋でしたが、翌日は移動してテント泊をしました。避難小屋はふたりとも大好きなんですけど、快適な小屋はいくつもないので、歩くコースが限られてしまうし、夏や週末は特に他の登山客で満員の可能性もあります。


こんなお花がいっぱいのところでテント泊することができました。
Cさんは爆睡しているので、ひとりこっそりテントを出ました。空がきれいな時間帯はあまり長くないので、しっかり満喫します。


その特徴的な形で、あちこちから目に入るグランド・セオラン(2909m)。


お湯を沸かしてインスタントコーヒーを準備します。
一応Cさんのカップも出したけれど、まだまだ来ないことは確実です(;^_^A


うっわ~
幸せ😭😭
お山で迎える朝・・・この世で一番幸せな人になった気までしてくる瞬間です。
安上がりに手軽に世界一になれる単純な人です🤣


マグカップを片手に少し歩きました。
正面の岩壁に日が当たりつつあり、明るい色に照らされています。
本来はもっと白っぽい岩です。お月さまが控えめに写っています。
こちら方面(左側)には、後ほど下山するのにどっちみち歩いていくのですが、光が美しい今、ウロウロしたくなり空になったマグカップを置きに戻り、代わりにトレッキングポールを持ち、速足で歩き始めました。


振り返って。
テントは写真のもっと右側で写っていません。
白い道のように見えるのは、小川の跡で、この時はほぼ乾いており、右手の岩々の斜面まで行かないと水は流れていませんでした。


一番たくさん咲いていたサクシフラージュ・ア・フュイユ・オポゼ。


雪渓が残る湖まで来ました。


全くの無風だったので、鏡のようにきれいにお山が写り込んできました。


サクシフラージュ・パニキュレ。
岩々の隙間によく咲いている可愛らしい子達。


花束みたいにまとまって咲いている可憐な子達。
テントを張っているみたいな土のある青々したところでなく、こういう水気の少ない石ころの隙間の方が好きな子達も結構いるんですよね・・・


左手の岸の高いところを歩いてきました。テントに帰るのには右側の岸を歩いていこうと思います。


テントの少し手前で、シャモアが草を食べながら散歩しているのに出会いました。
ズームして撮ったので、画像が粗いですが💦


下山編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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