フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2泊3日山歩き・幸せな朝ご飯と下山編

先月末の友人Cさんとの山歩きのお話、避難小屋で1泊目、テントで2泊目をしました。3日目の朝はCさんが寝ている間に、早朝ひとりお散歩を楽しんできました。
足首に障害が残る大けがをして以来、山歩きの割合がグッと減ってロードバイクや山スキーで山を楽しんできていますが、元々大好きな徒歩での登山で迎える朝ほど、尊いものはなかなかありません・・・


先ほどひとりでコーヒーだけ飲んでいました。
Cさんも起き出してきたので、しっかりと朝ご飯をいただきます。
丸いのはみよん総料理長オリジナルレシピ(いやいやほんとに)のビスケット。はちみつ、黒砂糖、オートミール、ヘーゼルナッツパウダー入りです。
他にビスケット、パン、板チョコ、あまりおいしくないジャムというメンバーです。
ジャムは元々おいしくないやつだったのに、保存するコンディションが悪すぎて😂糖分が分離してじゃりじゃりになっていて、もはやジャムとは呼べない代物になっていました。


テント撤収作業中。


荷造りを終える間に、日向になってきました。
正面の斜面のザラザラのところに、ときおりアイベックスがいました。


ズームして撮ってみました。角がくるんとしているので、若いオス達のようです。
アイベックスはオスはオス同士、メスはメス同士+子供で集う習性があります。
遠くの雪渓に、かなり大きなアイベックスか何かの動物がいて、Cさんが「オオカミじゃないかな」というので、わたし達が通った時に足跡を確認してみたら・・・


やはりオオカミのようでした。
オオカミの足跡は犬の足跡とも似ていますが、人間の足跡が全くなかったので、犬ではないと思います。羊の放牧をしているところでも大きな牧羊犬がいますが、ここは放牧もないし・・・


雪渓のすぐ後に咲いていたブノワット・ランポント。花びらが落ちて雄蕊がピンクのクルクルになるやつです。


湖が遠くなっていきます。
わたし達がテント泊をしたのは、日が当たっている緑の部分の右の辺りでした。


間もなく峠に到着します。
ところで、こういう岩々ザレザレのところは、なぜか昔から大好きです。


峠の反対側の景色。


どんどん下りてきます。


下りてきた峠をバックに。


チョウノスケソウがいっぱい咲いていました。


谷底に近づくと、小川が流れているのでジュクジュクと湿っている場所が多く、ワタスゲもあちこちに咲いていました。


下山中に右手に見えていた、モン・プラはメルカントゥール国立公園を代表するお山のひとつ。山スキーでも登れるそうなので、来シーズンはぜひチャレンジしてみたいです。


だいぶ下りてきたところにも少し雪渓が残っていました。


最後は林道歩きです。


前々日に車を停めたのと10㎞くらい離れた場所に下りてきたので、ヒッチハイクせんとあかんな~、停まってくれる車あるといいけど・・・といいつつ車道に出た瞬間、一台の小型車が通りかかり、手を上げてみたら停まってくれました✨ラッキー(*´▽`*)


親切なマダム💖
ありがとうございましたm(__)m


無事デミたんのところまで戻ってくることができました。
長ーいハイキング記に付き合ってくださった方、ありがとうございました。

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