フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

初雪のイズラン峠(10月)

ダラダラとしているうちに1か月以上経ってしまったヨーロッパで一番高いイズラン峠(2770m)クライム記です。


標高1400m弱のランスルブールという町を出発、1時間ほどでイズラン峠の麓にあるボヌヴァル村に到着しました。ここから本格的な登り坂が始まります。
勾配グラフで見ていただくと、こうです👇

真ん中より少し右のあたりから急にグラフが赤っぽくなる地点。ここがボヌヴァル村になります。


少し登った地点から。谷底を流れているのはArc(アルク)川。谷の反対側には3000m級のお山が並び、10月半ばの時点で既に雪化粧がされていました。


ちょっときつい目の坂が4㎞ほど続いたのち、急に少し平らになる地点があります。


この夏、自転車友のJ君からもらったサイコン。
坂道の勾配が数字で出てきます。しばらくはとても平らだということが分かります。この峠道をクライムするのも5回目なので、見なくても大体覚えているのですが、楽な道が1㎞近く続くので、ここで一息つくことが出来ます。
この後、結構しんどいけどそんなには長くない山道を登っていって・・・


峠まで500mほどの地点。
はい、結構な積雪がありました。


無事イズラン峠(2770m)に到着\(^_^)/


有名な看板(サイクリストやバイカーにとって)なので、テンション上がってセルフィー。


峠にはイタリア人バイカーさん達が。
こんなに雪があるとは思ってなくて驚いた~!と興奮気味でした。
ちなみにこの日、土曜日だったと思うのですが、峠道を往復して出会った車は合計6~7台、このバイク3台、サイクリストさんひとりでした(^▽^;)


お気に入りのパン屋さんで買ったクロワ・ド・サヴォワ。背中のポッケに入れていたので案の定だいぶ押しつぶされています😅これを食べるのを楽しみに登ってきたのでした♩
お味は問題なく、とってもおいしく頂きました。


登っている途中は汗かきかきでしたが、動いていないとさすがに冷えてきました。上着を着てさっさと下りていきます。その前にマイ・バイクを雪に突き刺して(自転車立てとして役に立ちます)記念撮影。

ボトルホルダーのひとつに嵌めたピンク色の袋にはダウンヒルの景色を撮るためにゴープロを入れてきたのですが、気温が0℃に近かったためか電源が入らず😭ゴープロ寒さに弱いのを忘れていました。スキーの時は使う寸前まで上着の内ポケットに入れてるんです。


2㎞ほど下りると、この程度の雪です。


この辺りを過ぎると、もう雪はありませんでした。
とはいえ、もう1か月以上のお話で、今ではとっくに冬季閉鎖期間に入り、今ではもうここら辺も真っ白の雪景色なのではと思います。


最初に書いた、平たくて楽な部分が眼下に見えています。


そして間もなくボヌヴァル村が近づいてきました。


出発地点のランスルブールまで20㎞ほどの道のりが残っています。
ほぼ平坦なのですが、最後に少しアップダウンがあり、一応峠という形になっています。


加えて、町の手前で工事があり通行止めになっていたので近隣のスキー場への登り坂の一部へ迂回するため、最後に少し登ります。
牛さん達がゲレンデで寛いでいます。


スキー場のあちこちで放牧されていました。


実はスキー場をそのまま登っていくと、モン・スニ峠という2000mちょっとの峠に行くことが出来るのですが、もう体力というか気力が残っておらず、このまま帰ることにします。


デミたん、ただいま💖


今年初めて、トータル5度目のイズラン峠ライドの記録。
お読みいただきありがとうございました。

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