フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

自転車復活・久しぶりのヒルクライム

ひとつ前に書いた雪崩にドキドキな新雪ハイキングに行った日の午後のお話です。

どんどん日が経ってしまって、先月のことになります。この時期、仕事と用事が重なってしばらく南方面のアルプスに滞在していました。

日が長くなってきて、午後からの時間も使えるようになってきたので、もう午後3時を過ぎていましたが自転車に乗ることにしました。


久し振りにチャレンジするのは、昨シーズンに何度も登っているこれです。

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昨年ツールドフランスも通っているヴァルス峠道。こちらの斜面は14,6㎞で804mの高低差を登る平均5,5%の山道です。しかし、グラフを見ていただくと分かるように最初の3分の2ほどはなだらかで、最後の5㎞ほどだけ意味不明に激坂になるちょっとイヤなタイプの峠道です(;^_^A

昨年のツールは反対側から登ってきて、こちら側に下りてきました。反対側はもっと長く、もっと高低差もあります。


浅くて川幅の広いユバイエット川の橋の手前で上着を脱ぐために足つきをしました。

上記の勾配グラフの始まる地点のすぐ手前になります。


ヴァルス峠(2109m)に到着です。

道標に書いてあるように、オート・ザルプ県とアルプ・ド・オート・プロヴァンス地方の県境になっています。

峠の看板が馬鹿みたいに高い位置にあるのは、積雪を意識したものだと思われます。通年で開通している峠道なので、除雪車が路肩に押し出した雪がかなりの高さになることがあります。冬季閉鎖してしまう峠道だと、看板が雪の中でもどうでもいいってもんですが・・・


必死で登ってたので、途中の写真なしです(^▽^;)

めちゃくちゃ久しぶりの本格的な峠道だったので、登れるのか心配でしたが、スピードは速くなかったものの、足つきなしで登ることが出来ましたε-(´∀`*)ホッ


まだこの時期、雪がたっぷりだったんですよね。


テンション上がって自撮りしてます\(^_^)/


・・・と、バイクが到着してカッコいいウエアに身を包んだおじさまライダーが「写真撮りましょうか?」と声を掛けてきました。


なんかめちゃ嬉しそうですね😂

バイクはイタリアナンバーでしたが、おじさまはフランス語がとても上手で、一眼レフのカメラを持ってきていて自分のバイクの写真を撮っておられました。わたしもデミたんの写真よく撮ってるけど😅頼まれて、おじさまとバイクの写真を撮ってあげました(^▽^;)


気持ちの良いダウンヒル。

昨年ツールがここを下りました。元々状態は悪くなかった舗装がツールのおかげでさらにきれいになりました。道幅も広く、走りやすい道路です。夏の間はバイクだらけになるのが自転車にとってはイマイチなんですけどね。


ヴァルス峠道往復ライドの記録。

そうそう、向かい風が結構強くてちょっと苦労したのでした。


パンにハムとブルー・デュ・ケラ(ヴァルス峠道の反対側に下りた地方で作られているブルーチーズ)、トマトを載せてグリルしたパン。おつまみっぽいトーストにこの時期ハマっていて、色々載せては焼いて食べていました。

自転車はカロリー消費が半端ないので何をどれだけ食べても太る気がしません😂


お読みいただいてありがとうございました。

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