ゆるポタ詐欺その3だった
色んな自転車パートナーから「ゆるポタ詐欺」の被害に遭っているわたしですが、今回は常識があって穏やかな性格のFさんが容疑者です(;^_^A
自転車乗りではない方のために説明しておくと、「緩い」「ポタリング(サイクリング)」だよって宣言しておいて、キツいコースに連れて行くことを言います。
イタリア北部のアオスタ渓谷のおうち(別荘)に招待してくれた友人夫妻の愛犬フィルー君。わたしがお昼に自転車から帰ったら、ベランダで寛いでいました。
野菜とチーズ、オイル漬けのアンティパスト、トマトソースのパスタの昼食でした。
午前中は工事の人たちが来ていたので、友人夫妻はうちに残っていました。午後にも工事の人たちは戻って来るけれど、奥さんのCさんが留守番しているからFさんはわたしと自転車をすると言います。
食後のコーヒーとお菓子をベランダで頂きました。
ところで、午前中のサイクリングはこうでした👇
距離は33,51㎞と短かったのですが、高低差で1149m登っていたので、午後は1000m程度くらいにしてもらうようにFさんにお願いしました。しかもご飯食べた直後だし、あんまりしんどいところは走りたくありません(^-^; 「もちろん、分かってるって。僕も最近自転車ほとんど乗らないから、そんなに登れる気はしない(と言いつつ前日は獲得標高2217m😂)」
そんな感じでゆる~く出発しました。
緩やかなアップダウンのある道をしばらく走って、峠道の麓っぽいところに着きました。
サイコンはGPS機能があるのでこれから始まる山道の傾斜具合を示してくれます。
頂上(坂道の終わる地点)まで25,11㎞、1460m⇧と出てきました。
わたし「は?1460m登るん??1000m以内って話じゃ・・・」
Fさん「心配しないで。途中の分岐で曲がるから、最後まで行かない」
あ~良かったε-(´∀`*)ホッ
道路の奥に見えている白く尖がった山。
これ、何とマッターホルンなのです。実は生まれて初めて見ました。
イタリアとスイスの国境にあり、わたしの行動範囲からでは全然見えないんですよね。
ちなみに、マッターホルンはフランス語でモン・セルヴァン、イタリア語でチェルヴィーノと呼びます。
山道を数㎞登った地点にあった教会。
気持ちの良い景色のサン・パンクラス峠に到着。
ハートの真ん中に頂上が雲に隠れたマッターホルンが写っています。
前日やこの日の朝に通った峠と同様、この峠も今年のジロ(イタリア版ツールドフランス)が通過しました。
峠の反対側に下りていきつつ、Fさんが寄りたいという村に到着。
一軒のおうちのドアを開けます。田舎の人って鍵かけないんですね😅
中に誰もいなかったので、お庭に回りました。
畑仕事をしているのはFさんのいとこでした。
Fさんのいとこが「中でコーヒーでも飲もう」と案内してくれます。
可愛い猫ちゃんが💕
なんと、ぴょこんとわたしの膝に飛び乗ってきてくれました。
動物や赤子に嫌われがちなわたしには珍しいことです。
コーヒーを頂きながらしばらくおしゃべりをして、おいとましました。
後は下りるだけかと思い込んでいたら、そういうわけでもなくてまたまたアップダウンのある道に案内してくれるFさん😂
交通量の多いメイン道路を避けるために、通った小さな道沿いにサクランボがなっていました✨
お留守番しているCさん(Fさんの奥さま)にお土産にしよう・・・ボトルと背中のポッケに出来る限り詰め込みました。
売っているサクランボほどは甘くないけれど、タダで手に入るものにしては、悪くありません😂
すぐ隣にはイチジクの木もありましたが、まだ熟していませんでした。
谷底のメイン道路に戻りつつあります。
こんなに持って帰りました(^^♪
Fさんと走った「ゆるポタ」ライドの記録。
高低差1000m以内にしよう、の結果が1520mの獲得標高でした😂
おつまみに出してもらったイタリアの美味しい生ハム。
ガツつき過ぎて食事の写真はなしです。1か月以上も前で何がメインだったか忘れてしまいましたが、確かパスタとかお米とかシンプルなものでした。
デザートはCさんが作ってくれたリンゴのクランブルと先ほど摘んで帰ったサクランボでした。
お読みいただきありがとうございました。




















