randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

セルス山塊2日目朝、雨に降られる

1日目は山小屋に向かっている途中に降り出した雨の中の到着となりました。夕食時間中に翌日の天気予報を山小屋で教えてもらいましたが(ネットは当然繋がりません)、曇り時々晴れ、時々雨という一番役に立たない予報です(;´・ω・)
翌日晴れることを祈って寝床に着きました。


翌朝、6時前に朝食を作りに食堂に下りると窓から見えた景色。
・・・降ってますやん(つд⊂)エーン
それでも食後片付けて出発準備を進めているうちに雨足は弱まってきたようです。


6時半。待っていたからといって天気が回復に向かうという予報でもないので思い切って出発します。昨日は北西方面から谷へ下りてきましたが今朝は北東方向に登ります。出掛けようとしていたら昨晩一緒に夕食を食べた男性ハイキング客が地図上の道に途中で交わる細いけど歩きやすい登りがあることを教えてくれたのでそこから行くことにしました。まだ山小屋からはほとんど誰も出て行った気配がありません。みんなゆっくり朝食をとりながら雨が止むのを待っているようでした。


こんな空模様ですが、それはそれで幻想的といえるかもしれません。


荒涼とした草原が広がります。あと2~3か月後には草が黄色く枯れて秋の柔らかい光に照らされて美しいことでしょう。


出発して約40分後、ひとつ目の湖に到着です。山小屋からだと300mほど上ったことになります。雨は上がり、青空さえ広がってきました。


畔にはケルンが積まれていました。


ワタスゲは雨に濡れてしんなりしています。


このような取るに足らない水溜りのような名もない湖はそれこそ無数にあります。


白と赤のペンキマークが目印です。白赤はフランスじゅうでGR(グランド・ランドネ)と呼ばれる大きなコースでいちいち番号が付けられています。一番有名なのはコルシカ島の縦断コース、GR20でしょう。ここはGR57となっています。


シャモアだかアイベックスだかの頭蓋骨がケルンのてっぺんに( ゚Д゚)



なんかまた暗くなってきたなぁ、と思っている間にまた降り出しました。かなり強くなってきて、ゴロゴロと雷の音も聞こえます。そんなに近くではなさそうなのですが、のんきに歩く気は起りません(;´Д`)


とりあえず、身の丈より高い岩の陰に避難します。風が強く、あちこちの方向から雨に打たれていたので岩にくっつくだけでも半分くらいですみます。


10分くらいは岩に張り付いてじっとしてたでしょうか。雷が聞こえなくなり、雨も少しましになってきたようなので再び歩き出すことにしました。


この辺りはまだ降っているけれど、西の空は明るくなりつつあります。


15分も歩かないうちにまた雨がひどくなってきました。今度は雨宿りの適当な岩も周りにはありません。遠くにはあるけど、ハイキングコースから大きく外れることになってしまいます。雷は聞こえません。うう・・辛い・・・とノロノロと歩いているとふたりの男性ハイキング客が後ろから楽しそうにしゃべりながら歩いてきて抜かしていきました。…そうか、その手があったかΣ(´∀`;)楽しく歩くという!!わたしもやけくそで二人を追うような形でスピードアップして登っていきました。


しばらくすると、嘘のように晴れ間がどんどん広がってきました。わたしはこんなに濡れているのに、いきなり太陽がまぶしく暑いくらいです。自然の一部になったような気分になった瞬間でした。


だいぶ高いところまできました。
ちなみにこの日の予定は、近くにあるモン・タボール(Mont Thabor 3178m)の山頂やいくつかの湖や峠を経由しつつ次の山小屋へ移動するというものです。
モン・タボールへは地図に載っているメインコースで行くのが一般的なようですが、わたしが泊まった山小屋からだと別の山の山頂を通って稜線を伝ってアプローチする方法があるようです。地図を見つつ「ここ通れるのかな~ここから登れたら登りと下りで違うところ通れるし周回するには無駄がないんだけど」と考えていて山小屋で聞いたら、ちょっとハードなコースだけど雪がもうほとんど融けてるから大丈夫だろう、とのことでした。


湖がいくつも見えています。


おおぉ・・なんて楽しいんでしょうか💖


乾燥したザレ場が大好きなリネールがあちこちに咲いていました。かわい😻


眼下には少しの雪と青い湖が。


この岩々ザレザレしたアドベンチャーっぽい稜線・・・幸せ(≧∇≦)

ヴァルメニエ峠に到着。山頂まではあと300mほどの高さを登ることになります。




ここで一休みです(^_^;)
また続きは明日書きます~