フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

リベンジ・ボーフォータン(立山に似ている、、ってしつこい)

前回、色んなネガティブ要素により目的地の湖まで辿り着けなかったボーフォータン山塊でのハイキングの話を書きました。


その約2週間後(早っ)、子供たちと再びボーフォータンへ。道路的には方向が違ったのですが、向かったのは大体同じ地域。前回行けなかった湖に反対の方角からアプローチする試みです。リベンジとはいえ2週間前と全く同じコースはさすがに嫌だったので・・・


こちらはハイキング出発地点としては前回のところよりずっとポピュラーで、駐車場もあるし、方向案内の看板もちゃんとあります。

パーキングは水力発電所でもあるサン・ゲラン湖の湖畔で標高約1500m。ここで既に風光明媚なロケーションなので、湖のほとりでお弁当食べて昼寝でもして帰ってたとしてもお出かけとしては十分成り立つ感じです。


森を抜け、どんどん上がっていきます。サン・ゲラン湖が遠くなってくるにつれ、手前の山に隠れていたモンブランが顔を出してきました。


最初の目的地、ルーズ峠(2119m)に到着


ボーフォータンのいいところのひとつは大体どこからでもモンブランがとても近く大きく見えることです。
モンブランはさすがに色んな所から見えて、リヨンからでも天気さえよければ小さくですがはっきりと見えます。こないだボージョレからでも見えてびっくりしました。。


お次はグラン・モン・ダレッシュ(2686m)です。峠から急な坂道が始まります。コース外ではあるものの、そこそこ登る人はあるのでところどころにケルンが積まれています。


グラン・モン(って、しかしやる気のない命名…「(アレッシュの)大きな山」とは。アレッシュとは近辺の村の名前)を半分ほど登ったところ。常にモンブランが間近に。頂上まで1時間もないはずなんですがここで子供たちから腹減ったコール。。

まあここも景色いいし、適当な座れそうな岩を探してお昼ご飯はここで~


前日に雪が降ったので薄っすら新雪が積もっています


常に急こう配です。「大きな山」だけある(笑)


好物のブルーベリーは・・・干からびて勝手にドライフルーツみたいになってます。デザートにするほどは採れないな~


ボーフォータンのいいとこころその2。ヴァノワーズ国立公園と向かい合わせなので特に北部から中部にかけての山がよく見えます。


小さな湖みたいな水溜りがいくつかあります。いずれも地図に名前は載っていません。


2400メートルほどの地点から雪が積もっていました


このあたりでケルン作りコンクールでもあったんでしょうか。素敵なケルンが続きます。


「大きな山」登頂~
ヴァノワーズとモンブランが美しいです


あとはどんどん下ります。次に目指すはリベンジ湖です!待ってろよ!!


既にだいぶ疲れてる時のガレ場は次男にはキツかったようです。不貞腐れてます。



ついに到着!!リベンジ湖(正しくはトンペット湖。いくつかあるので複数形のLesが冠詞に付きます。トンペットとは嵐のこと)。この先ふたつほど湖が続くのですが、10月末で日が暮れるのが早いので今日のところはひとつ目プラスまわりのいくつかの水溜りで満足することにします。


下りる前に峠でホットチョコレートで一息。


駐車場に着くのと日が暮れるのが同時でした。


遅くなったので農協は閉まってるな~と諦めていたら、ボーフォールの町の農協前に煌々と光るものが。。なんとボーフォールチーズの自動販売機でした。そしてカードでも払える・・・
しかも人気があるみたいで、わたしが写真撮ってる間にも3人の人が買っていきました。わたしも続いて購入したのは言うまでもありません♪

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